≪存続決定≫移転阻止!JAXA相模原キャンパスは市民の誇り、子どもたちの夢

Share Button
おかげさまでJAXA相模原キャンパス存続決定!!
JAXA相模原撤回決定

樽床先生と本村

JAXA相模原キャンパスが相模原から移転する可能性があるのをご存知でしょうか。
安倍内閣の「まち・ひと・しごと創生本部」が地方創生の一環として、東京圏にある政府系機関、または国の研究・研修機関のうち、対象となるもの地方に移転する計画が進められております。
この対象に「JAXA相模原キャンパス」が含まれており、秋田県や岐阜県から「地元に来てくれ」という提案がなされております。
移転の方針は2016年3月までに決定することとなっており、相模原市や神奈川県は反対する立場から政府に働きかけを行っております。

JAXA相模原キャンパスは市民の誇りであり、子どもたちに夢を与える施設

JAXAは「はやぶさ」を生み、相模原に活気をもたらしました。
「将来は宇宙飛行士になりたい」という子どもがたくさんいます。
まさに市民の誇りになっているのがJAXA相模原キャンパスではないでしょうか。

今回は、元総務大臣 樽床先生をお招きし、JAXA相模原キャンパスや国民生活センターの移転問題から地方創生について議論いたしました。

元総務大臣 樽床先生と本村賢太郎が語る「JAXA移転問題から地方創生を考える」

≪本村≫
JAXA相模原キャンパスの移転は相模原市民の反対が多く、市議会、市民一丸で反対運動と政府への要望を行っています。
政治の師匠である藤井裕久先生が尽力したものであり、地元に愛されている施設です。

≪樽床≫
はやぶさは子どもたちに夢を与えた。相模原市民が「JAXAはいらない」と言うのなら別だが、政府が勝手に引き離すのはいかがなものか。
そもそも相模原市は東京ではない(地方から地方へ移転するようなものである)。
相模原市は政令指定都市だが周辺の中心的なまちであり、元気になる必要がある。
国が勝手にやれというのは中央集権そのものであり、政府機関を政府の意思で分散するだけで何の地方創生でもない。

≪本村≫
国がこっちからこっちにもっていけという中央集権で決めることではなく、本来なら、岐阜県から「ぜひ相模原とともに宇宙開発を進めていきたい」という話があってもいい。
相模原は「はやぶさ」「宇宙」など、他の地域では持たれないような関心を子どもたちが持っている。これを引き離してはいけない。

≪樽床≫
地域に皆さんの声で、ただ単に反対のための反対ではなく、「なぜ相模原に必要なのか」そして「なぜよそに移さなくてはいけないのか」をしっかりと政府と正々堂々と議論をし、本当の地方創生は政府が言っている押しつけではないと、我々が地方創生の先頭を走るという相模原市の想いを広げ、全国に発信する。相模原が地方創生を引っ張っていくことが大切。

≪本村≫
民主党政権のときも1丁目1番地が「地方創生」地方自治の確立であった。
相模原は自然、水がめ、工業地帯、インターチェンジ、リニア新幹線、米軍基地の返還など、全国的に見てもポテンシャルの非常に高い地域であり、まさに引っ張っていくべく存在です。

≪樽床≫
相模原の皆さんの大きな想いの中で本村先生にもがんばっていただき、地域のまさにへそとしてのJAXAや、米軍基地の跡地活用を含めて地域をリードしてもらいたい!

≪本村≫
JAXA相模原は来年度予算にて、新しく展示棟を作ることが検討されています。
相模原としても市民一丸となってJAXA相模原キャンパスを観光資源にしていきたい。
近くには相模原の博物館もあり、対面には世界一のフィルムセンターである「近代フィルムセンターの分館」もあります。
JAXA相模原キャンパスは上記計画もなされているうえ、東大との連携による大学機能を有し、教育にも熱心であり、文科省からも動かすことは難しいという話も頂いています。
しかし、3月の決定までしっかりと私たちも応援して、JAXA相模原キャンパスの存続に向けて働きかけて参ります。

子どもたちが夢を持てるように、相模原のひとつのかたちにしていくこと、そして全国から、世界から、JAXA相模原キャンパスをご覧いただけるような施設を展開していきたいと思います。

≪樽床≫
やはり上から目線の地域創生はないですよ。
常に地域からの盛り上げが大事ですから。
その先頭になって、見ている方は生意気かもしれませんが、けんちゃんけんちゃんと僕ら言ってますから。本村けんちゃんに頑張ってもらって。

≪本村≫
ありがとうございます。
しっかりと地方創生、原点に立ち返ってやっていきたい。
総務大臣経験者の立場から、今後ともよろしくおねがいします。

もとむら賢太郎・これまでの取り組み

 

クローズアップ 政策

広報さがみはら県のたより