TPP特別委員会 委員長には公平な差配を
更新日時:
2016/04/08
カテゴリ:活動報告
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今日は朝9時からTPPに関する特別委員会の審議が行われましたが、残念ながらほとんど議論が進まずに終わってしまいました。
TPPの交渉過程において、国会決議が守られたか検証するのは、決議を行った国会の役割です。
そのために提出を求めた政府の資料は45ページにわたって真っ黒に塗られており、ネット上では玉木代議士の発言もあって、「のり弁」と比べて揶揄されているようです。
これだけ政府は交渉過程を秘密にしているのに、西川委員長は「TPPの真実」なる本を出版予定とのこと。守秘義務違反となるから公開できないはずの交渉過程が語られている内容です。どう考えても矛盾しています。
緒方代議士からきちんと説明してほしい、情報を公開してほしいとの質疑でしたが、残念ながら委員長の差配も公平なものではありませんでした。
与野党問わずに公平な審議を行うのは委員長の責務です。その責務が果たされないなら、委員会審議に応じることはできません。
TPPは国民の生活に密接に影響するのです。何がどのように変わるのか、しっかり明らかにしていきたいと思っています。
そして、なぜそうした決着になったのか、納得のいく説明をしてもらうには、交渉過程も可能な範囲で示していただく必要があるのではないでしょうか。