もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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TPP交渉について安住淳国対委員長からも厳しい指摘

更新日時: 2016/04/06
カテゴリ:委員会
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本日も民進党国対・理事合同会議がお昼をはさみながら行われました。

その中で安住国対委員長からTPP交渉についての政府などの対応に対して、厳しく指摘がありました。

昨日から衆議院ではTPP協定および関連法案が審議入りしました。TPP特別委員会のメンバーには、各党とも論客をそろえており、事前のヒアリングを重ねています。

民進党の事前ヒアリングでは、25回にも及ぶ甘利・フロマン交渉の記録が残っておらず、国会決議に基づく交渉であったかが検証できないことが明らかになったことは既にお伝えしました。繰り返し資料要求をする中で、昨日の夕方ようやく提示された資料が写真のような黒塗りであったことには驚きを隠せません。なんと45ページにわたり、タイトル以外が全て黒塗りです。

もちろん、他国との交渉事項ですから、すべて公開できないこともあるでしょう。しかし、黒塗りにする理由すら説明できないというのは納得できません。

また、事務方のトップであった主席交渉官も駐英大使に転任ということで、これから詳しく議論をしていくのに、TPPの内容を最も詳しく知る人たちがみな委員会の場にいないという事態になります。
こうした異動などがあるから、記録が必要なのですが、それが残っていないということでは、果たしてどの程度の議論をすることができるのでしょうか。

とにかく、中身を一つ一つ丁寧に明らかにし、国民の生活にとってどう影響があるのかを検証していかねばなりません。

広報さがみはら県のたより