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3月28日、本市が観測の基準としている「ソメイヨシノ」が満開となりました。
『未来へSwitch!ゼロカーボンさがみはら』〜脱炭素社会の実現に向けたキャッチフレーズとロゴマークについて〜 (2022年3月28日)
本市は、令和2年9月の「さがみはら気候非常事態宣言」において、2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを表明し、令和3年8月には「さがみはら脱炭素ロードマップ」を策定するなど、脱炭素に向けた取組を着々と進めております。
このたび、各種取組の周知や啓発事業等を効果的に行うとともに、多様な取組が脱炭素化に貢献していることへの「気づき」を促すことを目的として、キャッチフレーズとロゴマークを作成しました。
キャッチフレーズは、『未来へSwitch!ゼロカーボンさがみはら』で、「私たちの未来のために、社会の仕組みや価値観、ライフスタイルの転換によって、2050年脱炭素社会を実現する」という本市の決意を表明したものです。
ロゴマークは、「0」とcarbonの「C」を組み合わせ、矢印とグラデーションで「中山間地域と都市部の資源の循環」と「転換」を表現しました。
4月1日(金)以降、市のホームページやSNS、各種パンフレット等への掲載をはじめ、脱炭素を推進している市内の事業所・団体等に使用してもらい、脱炭素社会の実現に向けた多様な取組の「見える化」を進めていきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症による新たな患者の確認(43246例目~43329例目)について (2022年3月28日)
本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者が84人(市内在住者83人、感染経路不明49人)確認されましたので、お知らせします。 このことで、本市では、合計43185例(うち市内在住者40395例)の感染が確認されたことになります。引き続き、関係自治体と連携し、調査を行ってまいります
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/…/191/03/0328.pdf
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いします。 ※発生届及び発表の取下げがあったため、患者合計数と症例No.とは一致しません。
行財政構造改革プラン まちかど市長室 (2022年3月26日)
本日は、行財政構造改革プランをテーマとしたタウンミーティング「まちかど市長室」を、藤野総合事務所にて開催しました。
地域の皆様のお声を聞かせていただく機会を、ありがとうございました。
令和3年4月に策定いたしました「相模原市行財政構造改革プラン」につきまして、その内容や取組を市民の皆様にご説明をし、ご理解を深めていただきたく、こうした場を設定させていただきました。
本市では、将来の相模原市をどのようなまちにしていくか、おおむね20年後のまちの姿として、「潤いと活力に満ち 笑顔と希望があふれるまち さがみはら」を実現することを、将来像として掲げています。
その実現にまい進し、市民の皆様に明るい未来を描いていただけるよう、市政運営に取り組んでいるところです。
私は、市政運営にあたりましては、対話を通じて、市民の皆様の「本市への期待」や「未来への希望」などの「思い」を、真摯に受け止めてまいりました。その思いを市政の原動力に変えて、日々の暮らしを向上させ、本市の魅力をさらに高めることで、「市民の皆様が誇りや愛着を抱けるまち」を、目指していきたいと考えています。
そして、その実現には、これからの社会経済環境をしっかりと踏まえ、持続可能な行財政構造の基盤を構築することが必要と考えています。
今回の改革プランは、持続可能な行財政構造基盤を構築し、私たちの描く将来像を達成するために行うものでありまして、この改革の先には、市民の皆様が誇りや愛着を持ち、明るい将来があると感じていただけるよう、私が先頭に立ち、職員一丸となって努力してまいります。
それでは、改革プランについてですが、まず、本市の財政状況からお話させていただきました。
昨年度、本市の長期的な財政収支を試算したところ、令和3年度から令和9年度までの7年間で、歳出超過の金額が約816億円に達するという推計となりました。
さらに、本市は「経常収支比率」と言われる、市税などの収入に対する「固定的な経費」の割合が、令和元年度は「99.8%」、令和2年度は「98.2%」となっています。
これはご家庭に例えますと、毎月のお給料のほぼ全額を、食費、光熱費、ローン返済等の固定的な経費に使っているということで、やりたいことや新しいことに使えるお金がほとんどないことを示しています。
こうした財政の状況は、これまでと同様な行財政運営を続けた場合、持続可能な都市経営はおろか、いずれは真に必要な行政サービスの提供すら、困難になることが見込まれます。
財政状況というものは、都市のイメージを決める重要な要素になりうると考えております。
本市に対する市民の愛着度の醸成や、市外からの定住促進等を図る上においても、良好でない財政状況は、大きなマイナス要因となるものと考えております。
そのため、歳入規模に応じ、行財政運営の構造を抜本的に改革し、また、こうした取組の必要性を市民の皆様、議会等と共有し、ご理解、ご協力をいただく必要があると考え、改革プランを策定したものであります。
本市のこれまでの財政運営につきましては、中長期的な見通しが甘く、財源の裏付けのない事業計画をいくつも抱え込んでいた、という状況があります。
しっかりとした事業計画を持たずに、希望を描くだけの説明をしてきたという、側面がありました。
しかし、これからは、市民の皆様に本市の財政状況をしっかりと正しく説明し、市政運営を市民の皆様とともに取り組む必要があると考えています。
この改革プランでは、歳出超過を解消し、持続可能な財政運営の確立を目指していきます。
そのために、収支均衡を原則とした長期財政収支を作成し、これに沿った財政運営を行うとともに、事業の選択と集中を行い、本市職員が一丸となって、行財政構造の改革に取り組んでまいります。
改革プランの中では、「事業を廃止する」「事業の検討を中断する」といった、市民の皆様にご不便をおかけする内容も記載しています。
しかし、申し上げましたとおり、本市では中長期的な裏付けなく、実施すると説明してきた事業を抱えており、この改革プランにおいて、改めてそうした事業の方向性を見直し、整理していく必要があります。
また、公共施設につきましても、一部の施設については、「廃止する」「見直す」といった方向性を掲げておりますが、多くの公共施設では老朽化が進んでおり、全ての施設を現状のまま維持していくことが困難でありまして、施設の適正配置や維持管理コストの削減に向けた取組が必要な状況です。
そうした本市の状況と、取組の必要性について、ご理解をお願いしたいと思います。
改革プランでは、歳出削減策だけでなく、歳入確保策や政策決定プロセスに関する取組事項も掲げています。
また、本市が特に力を入れる分野、本市の個性を生かす取組など、今後、本市が目指していく姿に関する取組も掲げておりますが、これらの検討に際しましては、市民の皆様と十分に対話を行い、ご意見を伺ってまいりたいと考えております。
現在、こうした改革プランへの取組を進めているところですが、行財政構造改革は、持続可能な行財政構造を構築するための手段であり、決して、それ自体が目的ではありません。
財政的な見通しがあれば、いろいろなことにチャレンジすることができます。
この行財政構造改革を市民の皆様とともに乗り越え、その先に、私たちが描いている相模原市を創り、そして次世代を担う子どもたちが笑顔で暮らせるまちを目指して、この行財政構造改革を成し遂げてまいりたいと思います。
行財政構造改革につきましては、市長として、逃げずに、そしてまっすぐに、72万人市民の安全安心を考えて、そして、全ては20年後、30年後、市民の皆様が、行財政構造改革をやってよかったと判断していただけるように、その政策を、一生懸命、思い切ってやっていきたいと思っております。
行財政構造改革につきましては、市民の皆様のご理解とご協力が不可欠であります。
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