藤野北小学校は、校庭に地滑り的な土砂崩れで立ち入り禁止になっており、現在やませみ（相模原市立ふるさと自然体験教室ふじの体験の森やませみ）にて、27名の児童が学校生活を再開しております。本日は校長、副校長、PTA会長、自治会長らの皆さんと現地で意見交換を行なってきました。
その他、土砂崩れで人命が失われた赤沢地区、日連の土砂崩れ現場、道路寸断で2日間孤立化した青田地区、藤野地区ボランティアセンター、近隣の様々な施設にお邪魔してきました。

本日も津久井地域にはいり、陸上自衛隊座間駐屯地第四施設群の皆さんが道路啓開を進めてくれている517号線の現場、石老山顕鏡寺の土砂崩れ・大岩の落下現場、内郷中学校の通学路土砂崩れ現場、相模湖林間公園での災害廃棄物置き場、自主避難所などの視察に行ってきました。
課題などがたくさんありますが、明日も津久井地域にはいります。

本日より地域イベントに参加させていただき、台風被害状況を皆さんにお伝えさせていただいております。

石原康弘国土交通省関東地方整備局長に、テックフォース派遣のお礼（国道413号道路被災箇所の現地調査、災害査定。牧野行方不明者捜索についての技術的助言。上青根の土砂崩れの現地調査など。）、そして引き続きの支援のお願いなどに伺いました。
その他、航空ヘリからの撮影、ドローン撮影、無人バックホーン手配など、数多くのお力を石原局長をはじめとした国土交通省の皆さんにお世話になっております。
また今回本市へのテックホースの派遣により、甚大な被災に直面した市職員の士気の向上にも大きな力になりました。
引き続き国と連携をした災害対応に取り組んでいきます。

赤羽一嘉国土交通大臣に、国道413号の早期復旧などを含めた要望に、公明党神奈川県連上田勇代表、三浦信祐参議院議員、公明党相模原市議団加藤明徳団長らと伺い、相模原市の想いを伝えさせていただきました。
緊急輸送道路でもあり、国の支援をいただきながら山梨県と連携をし復旧を進めていきます。

台風第19号に伴う被災地視察（緑区牧野）を、武田良太内閣府特命担当大臣（防災）、黒岩祐治神奈川県知事と行いました。
捜索が続く牧野の土砂崩れ現場ですが、お2人を必ずご家族のもとに連れていかねばいけません。

相模原市では、下記の場所に義援金箱を設置し、受付をしております。
ぜひ皆様にもご協力をお願い申しあげます。
市内の被害は甚大です。ご自宅に帰れず、いまもなお避難されている方々もいらっしゃいます。
被災された皆様に寄り添いながら、1日でも早い復旧を目指してまいります。
どうか皆様にも同じ市内のこととお心を寄せていただき、オール相模原で復旧を目指していただくようお願い申しあげます。
《義援金箱設置場所》
○市役所本館1階ロビー
○南区合同庁舎1階（南区役所区民課）
○緑区合同庁舎1階（総合受付）
○各まちづくりセンター
（橋本・本庁地域・大野南まちづくりセンターを除く）
ふるさとチョイス（5,000円～、Ｔポイント利用可能）
https://www.furusato-tax.jp/saigai/detail/786
楽天ふるさと納税（1,000円～、楽天スーパーポイント利用可能）
https://item.rakuten.co.jp/f141500-sagamihara/9999999/

街頭募金活動
本日は雨天の中ではありますが、もとむら事務所の学生インターンたちが相模大野駅で台風19号の街頭募金活動をしてくれました。
それぞれに慣れないながらもマイクを持ち、募金を訴えてくれたとのことで、多くの皆様にご協力をいただきました。
お小遣いの中から寄附をしてくれた、中学生くらいの女の子たち。
「東日本大震災では助けてもらったのに、市内で被災していると知らなかった」という方。
様々な方から、本日は36,117円のご寄附をお預かりさせていただきました。
同じ市内で被災された方々がいらっしゃいます。
いただいたご寄附は、しっかりと被災された皆さんの支援に活かしてまいります。

今日は、もとむら事務所にインターンに来てくれている日体大の学生たちが、災害ボランティアに行ってくれたと報告がありました。
将来は消防士を目指す学生も多く、きっと今後の貴重な経験になることだと思います。
実際の被害を目の当たりにし、とても驚いたそうです。
まだまだ台風第19号の被害が大きく、特に土砂の撤去にボランティアさんのお力が欠かせません。
皆さんのご協力に心から感謝申し上げます。
※明日は雨予報のため、災害ボランティア活動は中止とのことです。
※許可を得て撮影の上、プライバシーに配慮し、背景をぼかしております。

本日の定例記者会見は、台風第19号被害と対応についてとなりました。
記者の皆さんからも様々なご指摘をいただき、本市としての対応に役立てていきたいと思います。
まずは人命捜索を第一に、そして被災された方々の生活支援などをしっかりと寄り添いながら対応していきます。