新型コロナウイルス感染症について(293例目) (2020年9月4日)
本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者さんが確認されましたので、お知らせします。
このことで、本市では、合計293例(うち市内在住者274例)の感染が確認されたことになります。
引き続き、関係自治体と連携し、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行います。
【患者概要】(293例目)
1 年代:20代
2 性別:女性
3 職業:学生(東京都内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
8月20日 発熱、咳、咽頭痛
8月23日 味覚・嗅覚障害
8月31日 市内医療機関を受診
9月 1日 帰国者・接触者外来を受診し、PCR検査を実施
9月 2日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
感染経路は不明
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いします。
3指定都市による県知事要望 (2020年9月3日)
新型コロナウイルス感染症対策については、本市も神奈川モデルの一員として、全力で取り組んでおり、7月以後の患者の急増に対し、強い危機感をもって、感染症対策にあたっております。
そこで、福田川崎市長、林横浜市長らと黒岩知事に対して、新型コロナウイルス感染症対策への対応について要望させていただきました。
本市の場合、神奈川モデルの中でも、高度及び重点医療機関として認定されている北里大学病院については、大学病院本体の病棟を一部閉鎖し、人員を旧北里大学東病院に移しただけでなく、当直や土日に勤務する医師については、市の病院協会に加盟する病院から、応援派遣を受けて運営を行っております。
また、本市も、4月から宿泊療養施設を運営し、延べ144人を受け入れ、うち84人は、市外からの患者さんです。
現地での勤務は、全て市の職員により運営しており、入居者からは感謝の声も多くいただいているが、運営が長期化している中、様々な面で市の負担感は強まってきております。
このため、神奈川モデルに協力している医療機関に対しては、概算払いや一部払いも含め、一刻も早い財政支援をお願いしたいことを要望させていただきました。
また、本日、県で公表された補正予算案を含め、これまでの対策の詳細な内容について、早急に示していただくとともに、既に各市で取り組んでいる空床確保制度等に対しても、十分な財政措置を講じていただくようお願いしました。
引き続き、医療崩壊を招かないためにも、医療機関に対する支援は、力を注いでいただくことをお願いさせていただきました。
(要請内容)
新型コロナウイルス感染症対策に係る連携強化に関する要請
新型コロナウイルス感染症対策では、全国に先駆けて、「神奈川モデル」を構築し、県内市町村の先頭に立って、医療提供体制の構築、感染拡大防止に御尽力いただいていることに、厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制は、法令に基づき、都道府県を単位とする「広域医療体制」を構築することとされている一方、感染拡大防止については地域保健対策として、都道府県や保健所設置市がその任を負っています。そのため、感染症対策にあたっては広域自治体と基礎自治体とが十分に連携し対応していくことが重要です。
「神奈川モデル」の下で、指定都市3市をはじめ、県内市町村は、それぞれの役割を積極的かつ臨機に果たしてきています。しかしながら、新型コロナウイルス感染症への対応は長期化し、かつ、先行きが不透明な中にあって、全国で最も早い時期から対応を続けてきた医療体制は、人的、物的、経営的に疲弊している状況にあります。
特に、3市域のような、人口が集中し、産業が集積している大都市部では、陽性患者や濃厚接触者が非常に多いことから、医療需要への対応には、公的医療機関の資源の集中とともに民間医療機関の協力が不可欠となっています。
一方、診療報酬や国の緊急包括支援交付金など、全国一律の対応では十分な支援となっておらず、さらに地方創生臨時交付金についても財政力を加味した配分となるなど、感染症の拡大に伴う医療体制の確保や、経済対策も含めた大都市部の行政需要を反映していないのが実態です。
つきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る連携強化に関して、次の事項を要請いたします。
1大都市部の実態に即した支援の必要性等について、引き続き、国に対して求めていくこと。
2「神奈川モデル」を支える各市町村や医療機関等が、地域の実情に応じた柔軟かつ機動的な対応が可能となるよう、県による迅速かつ丁寧な財政支援を行うこと。
3「神奈川モデル」の下で、県と各市町村とが緊密に連携して感染症対策を効率的かつ効果的に進められるよう、県の対応方針や市町村への支援内容、財政措置等について、その方向性を事前に情報提供するとともに、十分に協議、調整を行いながら進めること。
令和2年9月2日
神奈川県知事 黒岩 祐治 様
横浜市長 林 文子
川崎市長 福田 紀彦
相模原市長 本村 賢太郎
不安を抱える妊婦の皆さんに PCR検査等の費用補助を開始します
~新型コロナウイルス感染症の流行下における妊産婦総合対策事業~
新型コロナウイルス感染症の流行下において、自身のみならず胎児や新生児の健康等について、強い不安を抱えて生活されている妊産婦の皆さんが、安心した環境の中で出産や育児ができるよう、新たに分娩前に実施したPCR検査等の費用補助を開始します。
不安を抱える妊婦への分娩前新型コロナウイルス感染症検査の費用補助
(1)事業内容 分娩前に実施した新型コロナウイルス検査費用に対する補助(補助回数は妊娠期間中に1人1回、上限2万円。2万円を超えるその他の費用については自己負担)
(2)補助対象 令和2年9月7日から令和3年3月31日までに費用補助を申請した新型コロナウイルス感染症検査
(3)対象者 次の全てに該当する妊婦
・検査実施日に本市住民基本台帳に登録されている方
・発熱等の感染を疑う症状がなく、検査の実施を希望している方
・陽性となった場合の分娩方法の変更など、承諾事項の全てに同意している方
(4)検査時期 分娩予定日の概ね2週間前又は医師が必要と認める時期
(5)申込方法 直接か電話で産科医療機関へ(対象医療機関は市ホームページでお知らせします。)
※上記検査で陽性となった方を含め、新型コロナウイルスに感染した妊産婦が、退院後の生活を不安なく過ごせるよう、希望に応じて保健師が電話等で育児に関する助言や支援を実施します。
※産科医療機関での案内のほか、電子母子手帳アプリ「さがプリコ」、市ホームページ等でお知らせします。
電子母子手帳アプリ「さがプリコ」
市ホームページ
在日米陸軍関係者における新型コロナウイルス感染症の感染者の確認について (2020年9月2日)
本日、在日米陸軍基地管理本部から、在日米陸軍関係者が新型コロナウイルス感染症に感染したことについて、次のとおり情報提供を受けましたのでお知らせします。
〇在日米陸軍関係者1名が、新型コロナウイルスの検査の結果、陽性と確認された。
〇当該在日米陸軍関係者は、移動の際に課せられる事前審査の一環として来日前の8月27日に実施された検査では陰性であったが、9月1日、成田空港到着時における検査の結果が陽性であった。無症状であり、直ちに隔離措置の下に置かれた。
〇当該隔離措置は、米軍医療関係者が許可するまで続けられる。また、米軍保健専門家が直ちに追跡調査を行い、濃厚接触者と認められた者は隔離されている。
〇現時点において、地域社会に対するリスクに影響はなく、在日米陸軍は日本政府と緊密に協力している。
〇在日米陸軍では、兵士・職員、日本人職員、家族と周辺住民を守るため、新型コロナウイルス感染症の流行を防ぐ追加的公衆衛生保護措置を採り対応している。
私と在日米陸軍基地管理本部司令官(トーマス R.マテルスキー大佐)が電話会談を行い、上記内容について説明を受けました。
私からは、引き続き緊密な情報共有を図りながら、感染拡大防止及び地域住民の安心・安全のために互いに協力することを確認しました。
なお、当該感染者情報は、本日、座間市において発表された情報と同一のものとなります。
新型コロナウイルス感染症について(292例目) (2020年9月2日)
本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者さんが確認されましたので、お知らせします。
このことで、本市では、合計292例(うち市内在住者273例)の感染が確認されたことになります。
引き続き、関係自治体と連携し、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行います。
【患者概要】(292例目)
1 年代:20代
2 性別:男性
3 職業:会社員(相模原市内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
8月24日 咽頭痛
8月25日 発熱、関節痛、頭痛
8月27日 味覚・嗅覚障害
8月28日 市内医療機関を受診
8月31日 PCR検査を実施
9月 1日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
感染経路は不明
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いします。
新型コロナウイルス感染症について(290、291例目) (2020年9月1日)
本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者さんが確認されましたので、お知らせします。
このことで、本市では、合計291例(うち市内在住者272例)の感染が確認されたことになります。
引き続き、関係自治体と連携し、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行います。
【患者概要①】(290例目)
1 年代:50代
2 性別:女性
3 職業:看護補助者(東芝林間病院)
4 居住地:神奈川県川崎市
5 症状、経過
8月30日 発熱、味覚障害
8月31日 市内医療機関を受診し、抗原検査を実施
抗原検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
感染経路は不明
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要②】(291例目)
1 年代:40代
2 性別:女性
3 職業:無職
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
8月30日 腹痛、発熱
8月31日 市内医療機関を受診し、抗原検査を実施
抗原検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
感染経路は不明
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いします。
市内写真家の奥山芳雄さんより、ご自身が撮影された「道志川」のお写真をいただきました。 (2020年9月1日)
市内写真家の奥山芳雄さんより、ご自身が撮影された「道志川」のお写真をいただきました。
この川の素敵な大自然の中で川上りをする鮎のように頑張ってくださいとメッセージをいただきました。
ご同席いただきました市カヌー協会の会長でもある山口県議は、この川のほとりで田植えもされているそうです。
新型コロナウイルス感染症について(283~289例目) (2020年8月31日)
本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者さんが確認されましたので、お知らせします。
このことで、本市では、合計289例(うち市内在住者271例)の感染が確認されたことになります。
引き続き、関係自治体と連携し、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行います。
【患者概要①】(283例目)
1 年代:30代
2 性別:男性
3 職業:無職
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
8月22日 咽頭痛、咳
8月28日 発熱、腹痛
8月29日 市内医療機関を受診し、抗原検査を実施
抗原検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
感染経路は不明
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要②】(284例目)
1 年代:30代
2 性別:男性
3 職業:会社員(神奈川県内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
8月25日 咽頭痛、咳、倦怠感
8月26日 発熱
友人が新型コロナウイルス感染症と診断された。
8月27日 解熱
8月28日 帰国者・接触者外来を受診し、PCR検査を実施
8月29日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
東京都内で確認された患者の濃厚接触者
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要③】(285例目)
1 年代:20代
2 性別:女性
3 職業:学生(神奈川県内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
8月17日 発熱、倦怠感、咽頭痛
8月20日 解熱、味覚・嗅覚障害
8月29日 市内医療機関を受診し、PCR検査を実施
PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
感染経路は不明
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要④】(286例目)
1 年代:10代
2 性別:女性
3 職業:学生(神奈川県内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
8月14日 発熱、倦怠感
8月15日 嗅覚障害
8月29日 市内医療機関を受診し、PCR検査を実施
PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
感染経路は不明
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要⑤】(287例目)
1 年代:20代
2 性別:女性
3 職業:会社員(神奈川県内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
8月25日 倦怠感
8月28日 発熱
市内医療機関を受診
8月29日 PCR検査センターを受診し、PCR検査を実施
8月30日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
感染経路は不明
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要⑥】(288例目)
1 年代:20代
2 性別:男性
3 職業:会社員(神奈川県内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
8月28日 同居の家族が新型コロナウイルス感染症と診断された。
8月29日 PCR検査センターを受診し、PCR検査を実施
8月30日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(無症状)
6 行動歴
相模原市内で確認された280例目の患者の濃厚接触者
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要⑦】(289例目)
1 年代:20代
2 性別:男性
3 職業:会社員(相模原市内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
8月28日 同居の家族が新型コロナウイルス感染症と診断された。
8月29日 PCR検査センターを受診し、PCR検査を実施
8月30日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(無症状)
6 行動歴
相模原市内で確認された280例目の患者の濃厚接触者
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いします。
相模原市児童相談所の引き継ぎ強化へー再発防止に向けてマニュアル策定 (2020年8月31日)
本市が5月に横浜市児相への引き継ぎができていなかったことを踏まえて、下記のように「転居先児相の引き継ぎ強化」のためのマニュアルを策定しました。今回のような対応の不手際が、今後ないように、他の児相とマニュアル内容を共有し、本市から転出後も切れ目なく支援できるように、より一層の連携を他市児相とも連携し、お子さんたちの命と安全を守っていきます。
今後はリスク管理の意味合いでも、転居情報を把握した時点で転居先児相に本市より連絡をすることにしました。
(相模原市発表資料より)
児童相談所で支援している児童が転出した際の転出先の児童相談所への引継ぎマニュアルの策定について
本市児童相談所で支援している児童が転出した際の、転出先の児童相談所への引継ぎマニュアルを策定しましたので、お知らせします。
1 策定の経過
〇令和2年5月、本市児童相談所が支援していた児童が本市転出後に実父を殺害した事案が発生しました。
〇本事案については、転出の把握から事件発生までの間に、転出先の児童相談所に支援の引継ぎを行えておらず、転出後の生活状況の確認等ができていなかった。
〇このことから、転出後も切れ目なく支援が行えるよう、引継ぎの手順を明確化し、再発防止を図ることを目的にマニュアルを策定することとした。
〇策定に当たっては、国の通知や全国児童相談所長会の申合せ事項等を踏まえ、本市社会福祉審議会児童相談所措置部会及び県内の児童相談所の所長会議等における意見を反映し作成しました。
2 本マニュアルの特徴・ポイントについて
〇国の通知等では、転出確認後に転出先の児童相談所へ連絡することとされていますが、本マニュアルでは転出予定を把握した時点から転出先の児童相談所との情報共有などの進行管理を行うこととしました。
〇転出予定の把握から引継ぎの完了までの事務手続を時系列に7段階に分け、各段階において行うべき項目を明記しました。
〇進行管理を的確に行うため、項目ごとにチェック欄を設け、所内会議等で確認できるようにするとともに、所内全体で統一的に正確な事務手続が行えるよう、具体的な手続についてQ&Aを作成しました。
3 本マニュアルの活用等について
所内の職員に活用についての周知徹底を図るとともに、改めて県内及び近隣の各児童相談所と本マニュアルの内容を共有し、転出後も切れ目なく支援が行えるよう、より一層の連携を図っていきます。