本日9時から15時30分過ぎまで衆議院国土交通委員会が開かれ、東洋ゴム工業の山本社長・伊藤常務に参考人として出席いただき、東洋ゴムの免震偽装問題について質疑を行いました。
この質疑に先立ち、神奈川県芸術劇場・厚木市庁舎・箱根町総合保健福祉センターさくら館などに足を運んで現地の声を聞き、同社製の免震ゴムが使われていた地元相模原市内のマンションにお住まいの方からもご心配のお声を聞いてまいりました。
皆様から頂いたお声は、「いつまでに免震ゴムを正しいものに交換してくれるのか」「きちんと説明をしてほしい」という内容が多く、大変強くご要望いただきました。
現在、使われているすべての免震ゴムが性能不足であった55棟、一部が性能不足およびデータ欠損であった99棟の154棟が建築基準法違反の違法建築物となっています。
東洋ゴムによれば、ここに使われている2907基のすべてを交換するには、のべで4500日を超える時間がかかるとの認識が示されました。これは延べ日数ですので、平行して行えば、たとえば5班で交換をおこなえば約3年半もかかるということです。
しかし、箱根のさくら館では「遅くとも年内には交換してほしい」と述べていましたし、今回の対象物件には防災庁舎・病院なども含まれます。マンションの住民にとっても3年半でいいとは思えません。
早々に対応できるよう工夫が必要ですし、できないならば丁寧な説明が必要です。現場からは、東洋ゴムからの丁寧な説明・真摯な対応にも疑問があるとのことでした。
信頼回復に向けても、しっかり対応していただかねばなりません。
また、多くの方からご心配を聞いておりました補償について、山本社長から「最後の一棟まできちんと対応する」と発言をいただきました。太田国土交通大臣からも「価値の下落など付随する損害も含め、最後の1棟までしっかり対応するよう指導する」と答弁がありました。瑕疵担保責任についても、最終的には東洋ゴムが損害を負うものの、発生しうることも確認されました。
この件は、日本のモノづくりに対する信頼を揺るがせるような話です。安心を求めて免震構造を選んだ人たちを欺いたことに、怒りを禁じえません。
質疑の冒頭、山本社長のモノづくりに対する想いを伺いました。「人を喜ばせるものがモノづくり」との答えは、今となってはむなしく響きます。
5月中には最終報告が提出され、原因究明・再発防止策が提示され、経営陣の責任が問われることになります。
再発防止を急ぐとともに、被害を受けた皆さんに寄り添った対応を今後も強く求めてまいります。
明日の質問調整で、議員会館のスタッフである青山さんと打ち合わせ中。
おそらく明日にまたがること間違いない時間になってきました。
せっかくいただいた質疑の機会を大切にするために、知恵を出し合って質問を絞り込んでおります。
箱根町総合保健福祉センターさくら館 視察
明日の衆議院国土交通委員会の質疑で扱う予定の箱根町さくら館を夕方視察してきました。
さくら館は、4月21日の東洋ゴム発表では、30基中10基の免震材が性能不足でした。
そして4月30日に、東洋ゴムおよび国交省から構造安全性の検証結果が発表され、問題なかったとのことでしたが、
5月1日付の箱根町の発表では「現在、詳細はわかっておりませんが、震度6から7程度の地震に対して倒壊するおそれはないことが確認されました」とあります。
しかし、本日担当職員の方々のお声を聞く中で、東洋ゴムの不誠実な対応や、疑問に感じる点をいくつかお話を聞いてきました。
また日経新聞(4/22:99棟の発表の翌日)のインタビューに、担当職員は「3月に55件の問題が発表してから時間がたっており、対応が遅い。東洋ゴムには全責任を持ってほしい」と言ったご意見などもあります。
これらのことから明日の委員会では、質疑に立ちたいと思います。
箱根山の火山活動について、昨日気象庁が警戒レベル「2」に引き上げました。昨日夕方から箱根研修会に参加しており、観光協会の皆さんからも様々なお声を聞いております。
2009年3月に警戒レベルが導入されて以来、初めてのことですので、不安に思っている方も多いかと思います。
4月末から火山性地震が増え始めており、水蒸気爆発の可能性があるとのことで、大涌谷周辺には避難指示が出ております。現在のところは大涌谷周辺の限られた地域への影響にとどまっておりますので、正しい情報に基づいて、冷静な判断をしていただければと思います。
この警戒レベル2というのは、火口周辺立ち入り禁止が規制されるということで、火口周辺にあたる大涌谷周辺に避難指示がでたというわけです。噴石や火山灰の飛散の恐れもありますので、十分な警戒が必要ですが、気象庁の発表では「影響は大涌谷周辺に限られ、周辺の温泉施設への影響はない」とのこと。
なお、レベル2は、住民は普通の生活ができる水準です。警戒レベル導入前では、2001年に同程度の警報が出されましたが、このときは噴火に至りませんでした。
これからお出かけの方は、最新の正確な情報をお確かめのうえ、楽しい時間をご安全にお過ごしください。
○最新の情報はこちらから(気象庁ホームページ)
http://www.data.jma.go.jp/…/to…/STOCK/activity_info/315.html
箱根研修のモーニングはパンケーキからスタート。
普段食べ慣れないパンケーキを注文してみました。
午後は明日の委員会の視察で、箱根町の施設を視察して帰ります。
外遊の成果
皆さんは、今年の連休をどのように過ごされましたか?
連休中は、国会も会期中ではあるものの委員会や本会議は小休止となっています。この間に閣僚や議員が外遊に出かけることが多く、外交における直接対話の重要性や国会日程に影響がないという点で、理解はできることかと思います。
しかしながら、今回の閣僚の外遊は少し気になる点があります。
政務三役73人中39人が外遊にでかけていること、閣僚は18人中13人が出かけており、5月1日には首相のほか7閣僚が不在でした。1日は金曜日で閣議の定例日でしたが、開催されませんでした。
菅官房長官は「いつ、いかなる事態にも対応できるよう危機管理には万全を期す」と言われておりますし、外遊の内容・成果を見ずには一概に批判できません。
ただ、枝野幹事長も指摘しておりますが、結果的に何もなかったものの、たとえば福島で何かが起こったときの緊急対応のためには経済産業大臣と環境大臣が共に不在ということは避けたほうが良いでしょうし、外務大臣と防衛大臣が共に不在というのも危機管理上の疑問があります。
連休明けの国会は、前半以上に問題が山積しております。安全保障、派遣法、農協改革、民法改正、カジノ法案など論点の多い法案が次々と論戦の対象となる予定です。
しかしながら、外遊の報告を行っていただき、内容が正当であったか、物見遊山ではなかったかを正していくことは必要です。国会の場での報告を政府に求めてまいります。
緑区青山にあります「スパゲッティ屋 青山」さんで昨晩は夕飯をいただきました。
県議時代から応援をいただき、選挙区外でありながらも引き続きポスターを掲示いただいております。
ここのボリュームと味はピカイチ。
宮ヶ瀬ダムに近い山中にありますが、常連さんが多いのは理解できます。
ぜひドライブがてら立ち寄ってみてください。
8日の衆議院国土交通委員会で、東洋ゴム工業免震偽装問題の参考人質疑が行われる予定で、本日は早朝より横浜市内にて勉強会を行っております。
明後日の質疑時間は50分間。
しっかり質疑していきたいと思います。
気分転換に。
18時から家族と友人らと緑区鳥屋のマス釣り場のナイターにきました。
こどもの日
娘からお手紙をいただきました。
朝から体調不良でしたが、このお手紙で吹き飛びました。
これから大凧会場に行ってきます。