昨日から衆議院の政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会で、18歳選挙権の議論が始まりました。
民主党や自民党などの与野党6党で共同提出した公職選挙法では、選挙権を得られる年齢を20歳から18歳に引き下げることとなっております。
来夏の参議院選挙には適用できるよう、今国会での成立を目指して審議を行っており、衆議院では来月2日には採決される予定です。
この法案が成立すれば、実に70年ぶりの改革です。
ちなみに、世界191の国のうち、選挙権を18歳までに認めている国は176か国。92%の国では18歳までに選挙権が認められているのです。
この改革で若い有権者が240万人増えます。1選挙区では約8,000票になるそうです。
18歳選挙権の議論とあわせて、政治教育の拡充や被選挙権の引下げについても議論があります。
世界を見渡せば、10代の議員が活躍しているケースもありますし、今後議論が深められていくことになるでしょう。
同世代の立候補者の存在によって、若い方が政治に関心をもつこともありますし、大いに議論すべきだと思います。
実際、18歳以下に被選挙権が認められている国も50か国以上あります。
また、僕も小学生の時から政治家を目指してきたこともあり、1期目からシティズンシップ教育(主権者教育)の充実に取り組んでまいりましたので、若い方の政治への関心が少しでも上がってくれることを願ってやみません。
国の借金が1,000兆円を超えている今、将来的にわたって借金を担う世代の声は、ぜひ政治に活かしていきたいものです。
なお、この委員会では政治資金規正法も取り扱います。民主党は企業団体献金の規制を強化する改正案を提出しています。残念ながら自民党の反応は鈍いようですが、あわせて審議を進めていくよう求めてまいります。
なおこの写真は本日午前中の委員会での写真ですが、眠っているわけではありませんので、ご理解ください。
久しぶりに、今朝は娘と登校班まで一緒に出かけました。
別れ際に、「今日も先生のお話をよく聞き、お友達と仲良くしてきてください。」と伝えました。
いってらっしゃい。
そして僕はいま小田急線の満員電車に揺られながら、本日も大人として子供たちに恥じないように、正しい政治判断をするため頑張ります。
地元スタッフが議員会館に来ましたので、みんなで四川飯店(国会より徒歩8分)のランチに出かけてきました。
国政復帰して半年になりますが、国会外でランチのランチはなかなかチャンスがありませんが、ここの麻婆豆腐はピカイチ。
皆さんもこちらにお越しの際にはお連れします。
2009年の衆議院議員当選同期のあさの貴弘北海道議会議員が事務所に来訪されました。
彼は鈴木宗男先生の秘書から衆議院議員→道議会議員として活躍されており、かつてイケメン議員を特集した政治家名鑑にも掲載されております。
— あさの 貴博さんと一緒です。
5月20日の衆議院国土交通委員会質疑報告、第6弾は小田急多摩線の延伸です。
現在は唐木田駅までの小田急多摩線を、JR相模原駅そしてJR上溝駅まで延伸しようという計画です。米軍相模総合補給廠の返還に伴う計画です。
…
平成12年の運輸政策審議会答申では、「今後整備を検討すべき路線」として位置付けられてきました。この答申はおよそ15年に1度出されますが、今年がその年にあたります。
7月から東京都、神奈川県、相模原市にヒアリング(対象は都道府県と政令市)して、今年度末を目途に最終取りまとめが行われる見通しです。
質疑では、この運輸政策審議会の答申の時期と内容を確認しました。内容については、昭和60年にはAとBの2ランクで、自治体の意見を受けて平成12年にはA1とA2とBの3ランクにしているのですが、今回はどのようにランク付けするかまだわからないとのこと。よもや2ランクに戻さないかと確認しましたが、それも不明だとのことでした。
小田急多摩線延伸だけではありませんが、こうした事業では採算性・費用対効果・関係者の合意などの課題が生じます。
現在、都市鉄道利便増進事業という枠組みを使う予定ですが、黒字転換までに30年であることを求められているのに対し、小田急多摩線延伸では36年かかる見通しです。
第三セクターなど自治体が出資する場合は、40年でよいことになっており、人口減少社会においては統一して40年でよいのではと指摘しました。しかし、こうした要件に拘らず、早期黒字化や採算性に向けた努力は必要です。
太田大臣も、「要望が強いことは伺っている。地元での検討の深度化を図っていただきたい」と答弁されました。
単なる延伸ではなく、沿線のまちづくりを含めた総合的な取り組みとあわせて、小田急多摩線延伸を応援していきます。
今夜も様々な総会や懇親会にお邪魔しております。
横山理事長がトップセールスをされており、こけ丸で有名な中央商店街の懇親会(四川彩館)にて加山市長と意見交換をさせていただきました。
またマスターとも釣りにいく約束をしました。楽しみです。
今朝はJR矢部駅頭からスタートしました。
ETC義務化?
5月20日の国土交通委員会質疑報告、第5弾はETCの義務化です。
今月メッセンジャーに、「本村さん、下記記事を知っていますか?」といった地元の方からの声でこの問題に取り組みを決めました。
…
「ETC付けないと大損に!?非搭載車の高速料金値上げへ」5月2日の産経新聞1面にこのような見出しで掲載されました。
この記事の中では、将来的にETCを義務化することを検討するとも書かれております。これは確かに、国土交通省の社会資本整備審議会の部会が1月に出した基本方針に示されています。
確かに、高速を走行する車の9割はETCを搭載しています。料金収受の効率化や、各種多様な割引が可能というメリットがあります。
ただ、保有台数ベースでは5〜6割に留まっていることは考慮しなければなりません。
また、当初より格段に安くなったとはいえ、車載器の設置には1万円程かかります。たまにしか高速を使わない方には、気安い価格ではありません。
ETCカード、つまりはクレジットカードを持ちたくない方や持てない方というのは一定数います。
また、先ほども指摘したように高速道路をあまり使わない方もいるわけです。
この点については、国土交通省でも課題として認識しているようで、そのうえで検討の議論していると答弁がありました。注意深く見守っていかねばなりません。
ところで、ETCにはパーソナルカードというクレジットカードではない後払いのシステムがあります。割引も通常のETCと同じに受けられます。
年々利用者が増えており、いまは9万人ほどだそうです。
ただ、発行時に必要なデポジットが最低4万円ですので、やはり「たまにしか使わない」方にはハードルが高いと言わざるをえません。額の見直しをすべきではないでしょうか。
また、ETCパーソナルカードの存在を知らない方が多いので、きちんと広報すべきとさせていただきました。
明日の安保特別委員会に、地元の後藤祐一代議士、同期の緒方林太郎代議士が登壇します。
NHKでの放送がありますので、ぜひ応援をお願いします。
僕も議場で応援しております。
今朝も相模大野駅頭からスタートしました。
本日から安保法制ニ法案について、テレビ入り(NHKで9時〜17時)の特別委員会が行われます。
ぜひご覧をいただきたいと思います。