本会議が終わり、地元南区を地域活動しております。
熊本地震へのご意見をたくさんいただきました。明日からの活動の参考にしていきたいと思います。
本日は、建設アスベスト問題の早期解決と被害者の救済に関する請願署名提出院内集会が開催され、紹介議員として署名をお預かりしてまいりました。
アスベスト被害が大きな社会問題となってしばらくになります。健康被害救済制度の給付者は1万人を超え、労災認定者をふくめ2万を超えるそうです。
被害者を原告とした訴訟も各地で起こっており、今年1月には建材メーカーに賠償を求める判決が京都地裁で初めて出されました。
アスベストは、肺に沈着し、長く滞留するため、肺がんや悪性中皮腫などの要因ともなります。アスベストを要因とする疾患は重篤なうえ、完治しません。提訴後にも昨年9月末までで135名の原告の方がお亡くなりになっています。
なお、現場で働いていた方のみならず、周辺住民やご家族にも健康被害が出ております。アスベストを使った建造物の解体が最も多いと見込まれる2020から2040年頃には、年間100万トン前後のアスベストが排出されるという環境省の予想もあり、被害者救済と併せて対策を講じる必要が指摘されています。
僕も国会議員になる前は、建設業で働いていましたので、他人事ではありません。皆様の署名を重く受け止めてまいります。
今朝はJR町田駅頭からスタート。
複数の皆さんから「熊本地震への支援を党派を超えて対応してください」というメッセージをいただきました。
そのお気持ちをしっかりと受け止めて、本日も頑張っていきます。
熊本地震 都市ガス復旧は5月8日
熊本・大分を中心とする地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
現在も多くの皆様が不安を抱え、不自由な日々を過ごしていることと思います。
僕も国会議員のひとりとして、できる限りの協力をしてまいります。
先日の経済産業委員会で、経済産業大臣と都市ガスの復旧について議論をさせていただきました。
約45万5千戸にのぼった停電が20日までにほぼ解消する中、ガスの復旧が遅れています。
都市ガスの復旧率は、西日本新聞によれば24日時点で27.9%。
入浴や食事に影響が出ています。
現在、他の地域からの応援も得て、4000人を超える皆さんが復旧作業にあたっているとのこと。
大臣に確認したところ、5月8日までには全面復旧する見通しとのことです。
被災地の皆様が一日でも早く安心できるように全力を尽くします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160425-00010002-nishinp-soci
本日は、衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会が開催され、質疑登壇いたしました。
議題は、衆議院選挙区画定審議会設置法と公職選挙法の改正についてです。内容は、「議員定数削減」と「一票の較差是正」です。
3年半前の11月14日。党首討論で当時の野田総理と安倍自民党総裁は「身を切る改革」を約束して、解散総選挙に至りました。
その際、自民・公明・民主の3党は次の平成25年の通常国会で必ず実現することを約束しているのに、これまで実現していないことは残念でなりません。
今日の質疑の冒頭、与党の皆さんに「約束は守られたと思うか?」と確認したところ、誰も明確な答弁をしていただけませんでした。
明らかに約束を果たしていないのですから、率直に認めるべきだと思いますが、何度聞いても答えていただけませんでした。
また、今回は29回にもおよぶ各党協議を経ても合意に至らなかったために平成26年6月19日に衆議院議長の下に設置された調査会の答申を受けての法案審議でした。
具体的には、自民・公明案と民進案の両案が審議されました。
新聞にも報じられていますが、両案の違いは、いつから答申どおりの選挙が実施できるのかという点です。
答申は、大規模国勢調査に基づいて、アダムズ方式を導入することを求めています。
民進党案では、既に数字が確定している直近の調査(平成22年)に基づいて実施することとしており、来年7月には答申どおりの選挙制度が実施できます。
それに対して、自民・公明案では、平成32年の国勢調査を待つこととしており、これだと6年後の平成34年まで答申に沿った選挙は実施できません。
また、最高裁が「一票の較差が生じる要因」「廃止すべき」とした「一人別枠方式」をそれまで温存することになります。
自民・公明の提案者は、「平成32年にはアダムズ方式を導入し、一人別枠方式を導入すると法案に明記しているので、司法の要請に応えている」と言いますが、それでいいのでしょうか。
この5年で3回も「違憲状態」の判決を出されている衆議院議員総選挙です。
自民党案では、次の総選挙も違憲状態となる可能性があります。
皆さんは、どちらの案が良いと思われますか?
明日の衆議院倫選特委員会の質疑準備のため、地元図書館で勉強中です。
明日は定数削減と一票の較差是正に対して、自公案と民進案に対して質疑を行います。
どちらの案が最高裁の判決や国民の声に応えているか、しっかり質していきたいと思います。