三弾は羽田空港アクセス線についてです。
羽田空港アクセス線はJR東日本を主体とするプロジェクトで、交通政策審議会の答申では「国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークのプロジェクト」と位置付けられました。
田町駅付近、大井町駅付近、東京テレポートから東京貨物ターミナル付近と羽田空港国際ターミナルを結び、実現すると都心から羽田空港までのアクセスが格段に良くなります。
なんと、東京駅から羽田空港が今の35分から18分となり、新宿からは45分が23分となります。
このプロジェクトは、「休止線等の既存ストックを活用することにより、全線新線整備の事業よりも早期整備が可能」と指摘されており、既存施設の活用ができる点でも有意義です。
羽田空港のハブ化をより一層進めるため、非常に期待されるプロジェクトであり、国はどのような支援を行うのか石井大臣に確認いたしました。
大臣からは、「羽田空港と国際競争力強化の拠点である都心や新宿、渋谷、池袋、臨海部等副都心とのアクセス利便性の向上などに意義がある」「他の空港アクセス線との補完関係を考慮しつつ、関係地方公共団体や鉄道事業者で事業計画の深度化を図ることが課題」「検討状況を踏まえつつ、どのような支援が可能なのか検討してまいりたい」との答弁でした。
新宿や渋谷から羽田空港のアクセス利便性が向上することは、相模原からのアクセスも向上することにつながります。
ぜひとも期待してまりいたいと思います。
昨日、安倍総理が記者会見を行い、消費税再増税を2年半再延期することを発表しました。
2014年11月、衆議院を解散した際の記者会見で総理は「再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします」とはっきり言いました。
そして、国会審議では常に大震災級かリーマンショック級の出来事がなければ予定どおり再増税を行うと繰り返してきました。それにも関わらず、会期末それも閉会後に急な再増税延期の発表です。「新しい判断」とのことですが、具体的な中身はよくわかりません。
また、このタイミングでの発表では、国会で審議することもできません。集団的自衛権の解釈改憲の時と同じ、閉会後に発表する国会軽視の姿勢には強く抗議をいたします。
日本の未来に関わる大事な話です。こうした話は、政府与党だけではなく、野党の意見もしっかり聞く姿勢が必要ではないでしょうか。
少なくとも、国民の皆様にご負担をお願いする消費税増税について、民主党政権のときには当時野党だった自民・公明にも呼び掛けて話し合い、3党合意を行った上で法案を提出したわけです。
どこの政党も選挙に勝ちたいという考えはあります。選挙前に消費税増税延長を宣言したことは、まさに選挙を意識したと言われても仕方ないことです。だからこそ、厳しい政治選択は与野党の枠をこえて、すべての政治家が平等に厳しい選択を未来のために決断することが大切だと思います。だから総理には野党にも呼びかけ、みんなで痛みを背負う必要があると思います。
総理はアベノミクスの成果を強調されますが、実質賃金は5年連続で下がっています。消費も伸び悩んでおり、多くの方はその「成果」を実感していないのではないでしょうか。
確かに、今の経済状況では再増税はできません。この点は同意します。だからこそ、先んじて延期する法案を提出していたわけです。他方、延期に伴って社会保障はどうするのかという議論も必要です。総理は予定通り行うと発言していましたが、実際にそれができるとは思えません。
総理は秋の臨時国会に法案を提出すると言っていましたので、そこでもしっかり議論をしなければなりませんが、与野党を超えた全国的議論が必要です。もちろん、来るべき参議院選挙でも僕たちの考えをお示ししていきたいと思います。
パークレーンさんにお邪魔した際に、ドラゴンボールのネイルをされている女性にお会いしました。
「お洒落ですね」とお伝えすると、「本村さんも7つの玉を集めて、願いが叶いますように」とお言葉をいただきました。
1月4日から本日まで開かれた通常国会は、衆議院本会議や各委員会の手続きを終え、閉会致しました。
今朝から各委員会〜来客対応〜民進党代議士会〜衆議院本会議〜参院選会議〜民進党両院議員総会〜挨拶まわり〜事務所作業などを終えて、いま地元に戻る電車の中です。
今国会の総括は後日またしっかりとご報告させていただきます。