
昨日の参議院予算委員会では、蓮舫代表が質疑に立ちました。憲法、社会保障、地方創生などについて代表のカラーを出しながら質疑をしていたように思います。
自民党憲法改正草案の第24条に「家族は、互いに助け合わなければならない」とあることは、男女不平等の元にあった家制度に逆戻りすり考え方ではないかと指摘し、「家族の重要性や価値は大切だが、道徳的概念であって憲法に書くことに違和感がある」「社会福祉や公的扶助を家族で担えという流れになるのでは」と懸念を表明しました。
憲法は権力をしばるものですから、家族の在り方を憲法に規定することには違和感があります。
社会保障については、介護報酬の大幅引き下げについて切り込み、今年1月から8月までの老人福祉介護事業の倒産件数が過去最高ペースであり、行き場所のなくなったお年寄りがいるという現実と向き合うことを民進党が提出している介護職員の待遇改善法案をお示ししながら求めました。
また、配偶者控除の問題で、働くことによって税制を区別することはやめるべきであることに加え、政府が検討しているという夫婦控除についても税制は結婚に対して中立であるべきだと主張しました。
地方創生においては、事後に効果が検証できる目標数値を石破前大臣のように定めていくべきだと迫りました。費用対効果、効果測定というのは民間企業であれば当たり前の考え方です。政府においても国民の皆様からお預かりした税金を使う以上、同じ考え方で効果測定を行うべきなのは当然です。
残念ながら、前向きに答えていただけないことも多かったようですが、臨時国会の中で引き続き問わねばいけない問題ばかりです。皆様からのご意見をいただきながら、様々な場面で議論を深めてまいります。
「足も大きくなったね」
今日は娘の授業参観日で小学校に足を運びました。下駄箱の靴をみて、恥ずかしながら20センチと知りました。
「せいかつ」の時間では、初めて娘が手をあげてサツマイモの根っこについて発言しました。
今日は午後から国会で活動をしております。臨時国会が始まり、各部門ごとの会議も動いています。
今日は新しい座長(黒岩宇洋NC国土交通大臣)のもと、初めての国土交通・沖縄北方部門会議です。僕は副座長として、出席しました。
この臨時国会で議論される予定の法案と、第2次補正予算そして来年度予算案の概算要求の内容について各省庁から説明を聞き、質疑を行いました。
この部門会議で議論を深め、党としての賛否や法案の取り扱い方などを決めていく重要な場面です。
昨日、衆議院本会議で第2次補正予算案が可決し、今日からは参議院に議論の場を移しました。
昨日の本会議では、同期当選の小山展弘議員(静岡3区)が反対討論を行いました。民進党が補正予算に反対したのは、建設国債を発行して大型公共事業を多発するような内容が主になっているからです。
また、予算委員会の審議を通じて、たとえば年金カット法案の中身が10年間で5%もの大幅減額となりうるものだとわかったり、要介護1,2の生活援助サービス全額自己負担化、長時間労働の助長など国民生活を破壊しかねないことを指摘しました。
TPPの影響試算の前提が大きく変わるSBSコメ価格偽装問題もあります。東京オリンピック・パラリンピックについても、国の予算を支出するのに、国はとしての説明がありません。
倒産件数が減ったと安倍総理は胸をはりますが、自主廃業件数は過去最高水準。現場を見ていれば、厳しい経済状況で苦しんでいる声が聞こえてくるはずです。
稲田防衛大臣や丸川オリパラ担当大臣をはじめ、基本的な質問に答えられない場面も見られました。大臣の資質、任命責任が問われてしかるべきです。
総理は「もはやデフレではない」「アベノミクスは道半ば」と言いますが、大規模財政出動がまだ必要なのは、アベノミクス失敗の裏返しではないでしょうか。日本経済が晋に再生するためには、国民生活の安定、安心して暮らし、働ける環境が必要です。
必要な公共工事は否定しませんが、人への投資にもう少し比重を置く予算編成にすべきです。
ワンコインランチ
ポスターをご掲示いただいている「青森軒(緑区下九沢2129ー6。0427734525)」さんで、唐揚げ定食(税込500円)をガッツリといただきました。
温かい味噌汁も付いてこのお値段。
嬉しいですね。
NHKで中継されていない時間も、予算委員会の締めくくり総括質疑や他の委員会が行われています。また、19時からは本会議が予定されています。
後藤祐一議員の質疑は、皆さんご覧になりましたでしょうか。南スーダンの状況を含め、安全保障に関する質問を鋭くしていました。また、解散権に関する質疑はニュースでも報じられています。
先の通常国会で、一票の較差を是正するための公選法改正がなされました。僕も特別委員会の委員として質疑を行いましたし、立法府の一員として「違憲状態」を放置しておくべきではないと思っております。
今、成立した改正法に基づいて区画審で来年5月頃までに選挙区割りを見直しているところです。その作業が終わり、関連法整備、周知を行ってからでなければ、解散総選挙を行うとまた違憲状態となります。菅官房長官は「区割りについては総理の解散権を縛ることはない」と発言しておりますので、総理の解散権に関する見解を確認しました。
総理からは、こうした状況のもとで解散することは否定されるものではないという従来からの政府答弁を確認したうえで、「解散は考えていない」と答弁しました。
レストラン 「ア・ドマニー」さんから嬉しいお知らせです。
ワンコイン100円でカレーライスが食べられます。ぜひ皆さん、お集まりください。
限定1500食です。
今日も衆議院では予算委員会が開かれます。9時~14時まで、「安倍内閣の基本姿勢」に関する集中審議が行われ、NHKで中継されますので、ぜひご覧ください。
民進党は9時30分から12時まで、下記のメンバーが質疑登壇します。10時~10時30分は、後藤祐一衆議院議員が質疑にたち、僕がパネルを持つという相模原コンビで登場させていただきます。
そのあとは、締めくくり総括質疑が行われ、夜には補正予算を採決する衆議院本会議が開かれる予定です。十分な議論が行われないまま採決することのないよう、国対副委員長として、議院運営委員として夕方まで一日中国会で活動させていただきます。