臨時記者会見ー緊急支援策について
新型コロナウイルス感染症については、緊急事態宣言の期間が5月31日まで延長され、引き続き、接触機会の8割削減や施設使用の自粛などが求められております。
本市においても爆発的な感染拡大は生じていないものの いまだ予断を許さない状況であり、社会活動の自粛の更なる長期化に伴い、大きな影響を受けている市民や事業者の皆様への支援が喫緊の課題となっております。
こうした、状況に対応するため、今月15日に開催される市議会の臨時会議におきまして、補正予算案として、33億6千万円を計上させていただきます。
今回の緊急支援策につきましては、下記のの資料にありますとおり、
1.更なる感染拡大防止策と医療・福祉体制の確保・充実
2.妊婦や子育て世帯等への支援と市民相談窓口の充実・強化
3.がんばる事業者や商店街等への支援
の3つを柱に補正予算の編成を行いました。
主なものについてお話しさせていただきます。
順番は前後いたしますが、まず、3の「がんばる事業者や商店街等への支援」、についてお話させていただきます。こちらの柱では、2つの施策で約11億円を計上させていただきます。
1つ目といたしまして、売上が大きく減少した小規模事業者を対象に、1社あたり10万円を給付する「小規模事業者等臨時給付金」を支給いたします。この給付金は、国が実施しております「持続化給付金」が対象としていない「売上の減少が30%以上50%未満」の小規模事業者を対象に給付する本市独自の取組です。本市の事業所につきましては、約22,000社で、全事業者の概ね85%、約18,000社が、小規模事業者です。今回その小規模事業者を対象とするものですが、要件といたしまして、申請時点で売上の減少が30%以上、かつ、50%未満の事業所とさせていただき、その数はおよそ半数で、約9,500社と見込んでおります。
また、起業して間もない事業者につきましても、売上げが大きく減少している場合は、対象となりますよう、現在、詳細な要件を検討しているところでございます。
予算額は事務費を含めて、約9億6,600万円でございます。
2つ目といたしまして、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内商店街や商業者団体等を対象に、補助金を交付する「商業者団体等支援補助金」です。この補助金は、今年4月以降に実施した、マスク、消毒液の購入、消毒作業の委託費など、感染拡大防止への取組や買物客を商店街等に呼び戻すための取組に対して補助金を交付するものです。予算額につきましては、約1億3千3百万円でございます。
<参考>
想定対象団体数 76団体
(内訳)
商店街団体:52
市商店連合会等連合団体:4
区推薦団体:10
民間団体:10
(対象となる取組)
・商店街等による新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる取組の経費
・縮小する(した)事業活動の売上回復のために取り組む事業
・テイクアウトとりまとめサイト運営 等
次に、3つの柱の「2」のうち、妊婦や子育て世帯等への支援についてです。
「妊婦特別給付金」ですが、外出自粛に伴い、日常生活に制約や負担がかかるとともに日々の暮らしに不安を抱えている妊娠中の方を対象に、タクシーや宅配サービス、家事サービスなど、ご自身にあったサービスを利用していただくため1人あたり3万円を給付するものです。対象は緊急事態宣言が発出された4月7日から「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」に基づく外出の自粛が解除されるまでの期間において妊娠されていた方で、予算額につきましては、約1億9千3百万円です。
なお、妊娠中の方には、国からの布製マスクの配布が再開されるまでの間、市内企業や市民の方から寄付いただいた不織布マスクを5月13日から配布いたします。
このほか、ひとり親家庭等への支援策として、児童扶養手当受給者に対し、1人あたり2万円の給付を行いますが、加えて、3月末で手当の支給要件の対象から外れた方も含めまして1億2千万円を「子ども・若者未来基金」を活用いたしまして計上させていただきます。
また、ひとり親家庭等の中学生を対象にオンラインで学習支援を行う経費に約450万円を計上させていただきます。
主なものにつきましては、以上でございますが、このほか、福祉分野における支援や感染症検査に関する経費の増額、これらの施策などについてのお問い合わせに対して適切に対応するための総合コールセンター設置費用なども計上させていただきます。
各施策につきましては、速やかに実施できるよう スピード感を持って取り組んでまいりたいと考えておりまして市議会でご議決をいただきましたら、具体的な手続きやスケジュールなどについて、市ホームページ等でお知らせしてまいりたいと考えております。
市といたしましては、未曽有の危機に直面した市民や事業者の皆様に寄り添った施策を着実に展開し、市民の暮らしと地域経済を守っていく所存でございます。
今後も情勢の変化を的確に捉えながら、本市の実情と市民の皆様の思いやニーズを踏まえ、必要な取組を進めてまいりたいと考えております。
温かいご支援にホッとします^ ^
「からまないハンガー」で特許を取られ、テレビ等で放送されました本市在住の嘉手納杏果さん(小学校5年生)より、手作りフェイスシールドをご寄贈いただきました。
お母さんよりお話を聞きますと、「習い事がすべてなくなり、その予算で百円ショップから材料を集め、ご身内の櫻井玲良さん(小学校5年生)と作りました。仕上げは私が、除菌ふきをしました。」とのことです。
ひとつひとつのフェンスシールドには、「感染しませんように」と手書きのメッセージがはられております。
町田市議会 保守の会(会派名)の皆さん(白川哲也代表、深沢ひろふみ議員、おぜき重太郎議員、吉田つとむ議員、大西宣也議員)より、マスクをご寄贈いただきました。ありがとうございます。
都県を越えて、町田市とは日頃より行政サービスをはじめ、生活圏や経済圏が重なり、市民の交流も盛んです。
このマスクは、保守の会の皆さんよりお話がありましたように、障がい者施設等の皆さんに活用していただけるように、5月13日まで有償貨物運送が特例的に認められている市内タクシー会社さんにご協力をいただき配送を検討しております。
【妊娠中の方へ マスクの配布について】
新型コロナウイルス感染症の広がりを受け、不安を抱えている妊娠中の方への国からの支援策として、洗濯することで再利用可能な布製マスクを配布することとしていましたが、報道のとおり、全国で布製マスクの一部に汚れが付着しているものなどが含まれていたため、現在、配布を一時中断しています。
そこで、布製マスクの配布が再開されるまでの期間、市内外の企業から寄贈いただいた不織布マスクを、妊娠中の方に下記の通り配布することとしました。
妊娠されている方は、使用できない薬などもあり、不安を強く抱えていらっしゃることと思います。優先配布にご理解をお願いいたします。
1 配布方法
○窓口配布(5月13日(水)から)
子育て支援センターなどの窓口に、妊娠届出書を提出した際にお渡しします。
○郵送配布(5月下旬頃から)
既に母子健康手帳をお持ちで、メール又は電話で申し込みをされた方に郵送します。
2 配布枚数 1人5枚(1回限り)
3 マスクの郵送配布を希望する場合の申込み
〇すでに母子健康手帳をお持ちの方の場合は、電子メールかお電話で希望をお知らせください。
<メールでのお申込み>
妊娠中の方の①氏名、②ふりがな、③生年月日、④住所、⑤電話番号、⑥出産予定日、⑦妊婦健康診査受診番号(母子健康手帳別冊の表紙に記載されている番号)を入力のうえ、メールのタイトルを「妊婦マスク希望」として、次のアドレスまで送信してください
こども家庭課電子メールアドレス:kodomokatei@city.sagamihara.kanagawa.jp
<電話でのお申込み>
相模原市コールセンター(電話042‐770-7777:午前8時~午後9時、年中無休)
*不織布マスクの配布は、布製マスクの配布再開までの期間で1回限りとなります。布製マスクの配布再開後は引き続いて布製マスクを配布します。
*配布する不織布マスクは、箱入りのマスクを、アルコール殺菌した手袋を着用のうえ、手作業で包装してお送りするものです。
新型コロナウイルス感染症について(77例目)
本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者が確認されましたので、お知らせします。
このことで、本市では、合計77例(うち市内在住者70例)の感染が確認されたことになります。
引き続き、関係自治体と連携し、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行います。
【患者概要】(77例目)
1 年代:30代
2 性別:男性
3 職業:アルバイト(市内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
5月2日 咳、痰、味覚障害
5月4日 呼吸障害、味覚・嗅覚障害
帰国者・接触者相談センターへ相談
5月7日 帰国者・接触者外来を受診し、PCR検査を実施
5月8日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
神奈川県内の患者の接触者
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護に御理解と御配慮をお願いします。
市内初 定置式水素ステーションが開所します!!
本市では、快適で豊かな水素社会の実現を目指し、水素エネルギー普及促進ビジョンを策定し、水素ステーションの整備促進に取り組んでいます。
これまで市内では、移動式水素ステーションを2箇所で運用してきましたが、5月8日(金曜日)に市内初となる定置式水素ステーションが開所し、移動式水素ステーションを含め本市の水素ステーションは3箇所になります。
~定置式水素ステーションの概要~
1 名称・場所
イワタニ水素ステーション 相模原中央
(中央区南橋本4-9-14)
2 営業時間
午前9時から午後5時 (木曜日定休)
3 充填設備
同時充填可能台数 1台
※水素ステーションとは、水素を燃料として走る車(燃料電池自動車)に水素を充填する
施設です。
新型コロナウイルス感染症について(76例目)
本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者さんが確認されましたので、お知らせします。
このことで、本市では、合計76例(うち市内在住者69例)の感染が確認されたことになります。
引き続き、関係自治体と連携し、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行います。
【患者概要】(76例目)
1 年代:40代
2 性別:男性
3 職業:医師(北里大学病院)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
5月5日 発熱、頭痛、倦怠感
5月6日 PCR検査を実施し、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護に御理解と御配慮をお願いします。
特別定額給付金(相模原市)について
ゴールデンウィーク明けに報告を予定しておりました給付対象者1人につき10万円を給付する特別定額給付金について、本市の今後の予定等を次のとおりお知らせします。
1 給付対象者
基準日(令和2年4月27日)において、住民基本台帳に記録されている方
(参考 令和2年4月1日現在人口 71万7,756人)
2 受給権者
給付対象者が属する世帯の世帯主
(参考 令和2年4月1日現在世帯数 34万95世帯)
3 申請方法
市から受給権者に郵送した申請書を市に郵送で返送する郵送申請、又はマイナンバーカードを使った総務省のマイナポータルからのオンライン申請
4 給付スケジュール(予定)
(1)郵送申請分
「なりすましや二重給付の防止」「DV被害者の方などへの給付準備」等が整い次第、申請書を5月30日から6月中旬ごろにかけて市民の皆様へ順次郵送します。その後、市民の皆様からの申請書が市に到着次第、審査を開始し、早ければ6月中旬から給付金を指定の口座に順次振込みます。
(2)オンライン申請分
5月8日から受付を開始し、早ければ5月下旬から給付金を指定の口座に順次振込みます。
なお、オンライン申請は住民基本台帳との照合確認作業が必要となるため、不突合が生じた場合は郵送申請よりも給付が遅れる場合があります。
(3)申請期限
9月中旬頃を目途に設定する予定です。
(4)コールセンターの設置
令和2年5月8日に専用コールセンターを設置します。ご不明な点はお問合せください。
・受付時間 平日 午前8時30分から午後5時まで
ただし、申請書発送後については、土曜日及び日曜日も受付予定(6月中)
・電話番号 042-851-3091
5月4日に緊急事態宣言が延長され、5月31日までとなったことを受け、本市では市立小学校及び中学校および義務教育学校の臨時休業を5月31日(日)までと延長したこと教育委員会より報告がありました。
休業措置に伴い、学童クラブなどの子どもの居場所の確保については、従来通り対応することとなっております。詳細については、市のホームページからご確認ください。
藤野郷土かるた
藤野郷土かるたをつくる会の皆さんから郷土愛がいっぱいの「藤野郷土かるた」が届きました。
この地域の豊かな自然、歴史、文化財、偉人、特色ある産業などの素晴らしい財産は、次代につないでいくシビックプライドです。そして、このかるたを作成していただいたつくる会の皆さんに感謝申し上げます。
先住の方、移住されてきた方・してきたい方など、みんながワンチームになれる藤野地区は、令和の時代も文化・芸術をはじめ、生活される皆さんや訪れる方がワクワクするまちです。
ぜひこのかるたで、藤野の魅力を知っていただければ嬉しいです。