もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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昨日、与野党国対委員長会談が行われ、民主党の髙木国対委員長から臨時国会の開催を与党に強く要請がされました。

更新日時: 2015/10/08
カテゴリ:委員会
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例年、10月頃に臨時国会が開かれるのですが、最近の報道では与党は臨時国会の開催を見送るのではないかとされています。

先日終わった通常国会では、与野党間での約束だった予算委員会は最後まで開催されませんでした。都合の悪いときに逃げる政府与党の姿勢が明確になってきたように思います。

国会を開かずにおけば、安保関連法案の話を忘れて次の参議院選挙に臨めると思っているのでしょうか。
しかし、たとえば70年談話について、新三本の矢について、それから常総市などをはじめとする関東・東北豪雨被害への対策などについてまだ議論がされていません。
そして、先日大筋合意したTPPについてもその中身を議論する機会は必要不可欠です。

また、あまり変わり映えはしませんが、昨日内閣改造が行われました。
新しい大臣の所信も伺う機会が必要です。来年の通常国会まで3か月、新しい大臣の所信を確認せずに政権運営を任せるのでしょうか。年末には予算編成もあるのです。国会の仕事は「法と予算を作る」ことですから、大臣の考え方は問うておかねばなりません。

特に、僕が野党筆頭理事を務める拉致問題については、担当大臣が変わりました。ストックホルム合意から「1年」を目処にしてきたはずの再調査が進展していないのに、戦後最長の会期にも関わらず委員会はほとんど開いてもらえませんでした。ぜひ加藤新大臣には、そのようなことがないよう所信を問いたいものです。

国会対策委員会の副委員長としても、与党には臨時国会の早期開催を強く求めます。

広報さがみはら県のたより