今こそ、総理は耳を傾けるべき
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今日は、空襲や被爆の被害者の皆様が、大阪、名古屋、沖縄、東京など全国から集まって、子や孫たちに戦争を経験させたくないとお訴えになりました。
「外国のテロ対策支援にはお金を出すのに、なぜ空襲被害者に補償をしてくれないのか」「自分たちは見捨てられてきた」「戦後70年でもっとも危険な状況にある、止めなきゃいけないんだ」と訴えられる姿は心をうちます。
今年100歳になられる杉山さんが、「誰も好き好んで戦争していない。なのに、私たちはこれまで人間扱いされなかった。人間としての尊厳を取り戻し、日本人として死にたい」と強くお話になられたのが印象的でした。
前段では、憲法学者の小林節先生が講演されました。憲法調査会で与党の参考人だったことでご記憶の方も多いでしょう。もともと自民党改憲案のブレーンだった小林先生は、今の安倍内閣をみて、護憲派に変わられたそうです。ドイツでは軍人と民間人への補償は平等なのに、日本では不平等であることを指摘され、戦争被害者を救済すべきと主張されました。
そのための立法について、今の政府では期待ができない、小異を捨て大同に従い政権交代を行うべきと力強く訴えていました。
野党が一緒にならないと与党の横暴を助けるとのご指摘は、国会議員のひとりとして重く受け止めます。
NHK、読売、朝日、毎日、いずれの世論調査でも内閣の不支持率が支持率を上回りました。これが皆様の声だと思います。
明日が委員会での安保関連法案採決との話もあります。最後まで断固阻止してまいります。