質問趣意書
更新日時:
2015/07/06
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
昨晩「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録が決定した報道が流れてきたこともあり、今回質問趣意書にて以前からフェイスブックでもお話をさせていただきました日本書道および仮名文字のユネスコ世界文化遺産登録ついて、政府に聞いてみました。
昨年からにわかに、日本書道とその特徴である仮名文字をユネスコ無形文化遺産にしようという動きが出てきています。
平成21年には中国書法、平成25年にはモンゴル書道が文化遺産登録されたこともあり、僕も前向きに進めていきたいと思っているひとりです。
そこで、政府の考えを質問主意書で確認しました。
残念ながら、答弁書の内容は「特段取組は行っておらず、また、今後の取組についても現時点では未定」とのこと。
過去に提案している候補がまだ登録されていないため、そちらを優先するのだそうです。そのため、ユネスコへの新たな提案は今後の検討課題であるとのこと。
すでに中国、モンゴルの例があるのですから、独特の発展を遂げてきた日本書道にもチャンスはあるはずです。また、昨年末にフランスのルーブル美術館で開催されたフランス国民美術協会サロン展で日本の書家である紫舟さんが最高賞を受賞されたこともあります。粘り強く政府に働きかけていきたいと思います。