もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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地方議会の声にも耳を傾けるべき

更新日時: 2015/07/01
カテゴリ:活動報告
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昨日、僕の地元である相模原市議会で「安全保障法制の慎重審議を求める意見書」が可決されました。賛成23に対し、反対22。わずかに1票差の決着です。

意見書では、世論が慎重な審議を求めていること、集団的自衛権を違憲とする憲法学者や法律が多いことに触れ、様々な問題が指摘されている中で「国民への丁寧な説明や国会での徹底審議を避け、結論ありきの安保法制を強行しようとする姿勢は、断じて容認できない」「多数におごることなく、国会での審議を慎重かつ丁寧にす進めるよう強く求める」としています。

 本意見書に賛成の会派は、民主・市民クラブ(13)・颯爽の会(5)・共産(5)です。一方、反対の会派は、自民(14)・公明(8)でした。

議長には議決権がありませんが、もし議長に議決権があれば同数となりました。また、南区で最後の議席が争点となっていますが、この議席が入れ替わっていたら意見書の採決も結果が変わっていたのです。改めて、一票の重みを感じます。

政府・与党は7月中旬にも安保法制を衆議院通過させる考えのようです。否定しているものの60日ルールが念頭にあるのではという指摘に対し、参議院自民党からも「参議院軽視の日程だ」と批判が上がっているようです。
意見書にある通り、多数におごることなく、慎重かつ丁寧な審議を求めてまいります。

広報さがみはら県のたより