労働者派遣法改正案質疑 与党の暴挙
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報道等でもご存知の方も多いと思いますが、今日の衆議院厚生労働委員会では派遣法改正案の審議が行われました。
これだけ衆参の委員会で答弁が変わる『漏れた年金問題』の詳細を明らかにすることが優先だと繰り返し主張してきたのですが、残念ながら与党の皆さんに聞き入れていただけませんでした。
また、この派遣法は「改悪」といわざるをえない内容です。生涯派遣を増やしかねない中身となっているばかりでなく、専門26業種については雇止めが懸念されています。
与野党が合意していないにも関わらず、委員長が職権をたてたのはこれで5度目です。前代未聞です。
民主党の国会対策委員会副委員長として、断固抗議をさせていただきました。
その様子はニュースでご覧になった方もいるかもしれません。どうしても数では劣る野党ですから、こうして止めていくしかないのです。
幸いにして、懸念されていた本日の強行採決はありませんでした。これまで、労働に関する法案が強行採決されたことはこれまでありませんので、しっかり抗議してまいりたいと思います。
労働政策審議会でも労働側が合意していない内容の法案を出してくるのは、明らかにILOの勧告無視です。
今日は連合の皆さんも、国会前で抗議活動をされており、僕も激励・連帯のご挨拶をさせていただきました。
最後まで働く皆さんの立場から徹底的に闘ってまいります。