圏央道・海老名ジャンクションの混雑
カテゴリ:活動報告
圏央道・海老名ジャンクションの混雑
5月20日の衆議院国土交通委員会質疑報告。
第4弾は海老名ジャンクションの混雑についてです。
今年の5月1日、国土交通省は全国渋滞ランキングを初めて発表しました。
連休前にマスコミで何度もよく紹介されていましたから、ご覧になったかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、全国2548区画ある高速道路のうち、ワースト1位になったのは東名高速の横浜町田インターから海老名ジャンクション(上り)です。
ちなみに、ワースト3位は同じ区間の下りでした。
圏央道がつながったことで、かえって混雑しており、特に合流地点が1車線であることから、設計上のミスではないかという指摘もあります。
本件について、国交省の認識と今後の対応について確認をしました。
国土交通省は、「実際の交通状況をみて、区画線を引き直す等の対応を行ったところ」「残念ながら、地形的には川があるために2車線にすることが困難」「抜本的には周辺の交通ネットワークが必要。平成30年度までに新東名高速が圏央道の区間まで開通するため、分散され、渋滞が大きく緩和されると期待している」との回答でした。
平成26年の渋滞による損失時間は、1年間で10万人の労働力に相当するそうです。
また、渋滞は事故のリスクを高めるとの調査結果もあります。
国民の安全を守るという視点にたっても、渋滞解消は継続して取り組んでいかねばならない課題の一つです。