お隣の愛川町に伺い、視察をさせていただきました。
更新日時:
2021/06/27
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
伺ったのは、社会福祉法人愛川舜寿会の運営するミノワホームと、カミヤト凸凹保育園です。
ミノワホームは、約5年前に、これまで施設を囲っていた約80mの壁を取り払い、地域の庭として開放。施設を利用する方以外も休憩したり、日常の景色が変わったそうです。壁がないとセキュリティ面に不安を感じる方もいるかもしれませんが、信頼関係が築かれることで、地域の見守りの目が増したとのこと。
また、ご家族と職員の壁もなくしたいとのことで、システムを活用して入居者さんの状況をご家族に伝えているのも非常に良い取り組みだと感じました。
また、凸凹保育園では、障がいのある子もない子も、一緒になって過ごしています。年齢ごとのクラスはあるものの、空間を分けておらず、自由に行き来する工夫もされていました。枠組みに当てはめるのではなく、そのお子さんの特性を大切にして見守る姿勢が印象的でした。
障がいの有無、国籍、性別などに関わらず「誰もがありのままの自分を生きることができる社会」。折に触れて、私が目指す社会像としてお伝えしてまいりました。
こうして共生社会の実現に向けて奮闘しておられる現場で、同施設を運営する愛寿会専務理事の馬場拓也さんからお話を伺わせていただき、大変貴重な機会で、改めて感謝申し上げます。