もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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臨時記者会見 「相模原市行財政構造改革プラン」について

更新日時: 2021/04/27
カテゴリ:活動報告
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本改革プランは、本年1月14日に「相模原市行財政構造改革プラン(案)」として市民の皆さんにお示しさせていただき、パブリックコメントを経て、3月末を目途に策定する予定でおりましたが、市内外から3千件を超える御意見を寄せていただいたことから、一人ひとりの想いを極力汲み取るよう努めるべく、今月に入ってからも、引き続き、私が本部長を務める行財政構造改革本部会議において、議論を重ねてまいりました。
 そうした議論の結果、去る4月20日の本部会議におきまして、市民の皆様から多数いただいた御意見などを踏まえた修正が完了し、策定に至ったものでございます。
 改めて本改革プランの趣旨からご説明させていただきます。
 本市の長期的な財政収支の見通しや今後の人口動態等を踏まえますと、これまでと同様の行財政運営を続けた場合、持続可能な都市経営はおろか、いずれは真に必要な行政サービスの提供すら、困難になることが見込まれます。
 このような状況を踏まえますと、歳入規模に応じ、行財政運営の構造を抜本的に改革し、また、こうした取組の必要性を市民、議会等と共有し、御理解、御協力をいただく必要があることから、「相模原市行財政構造改革プラン」を策定することといたしました。
 本改革プランで示そうとしているのは、いわゆる行政改革ではありません。
 本市の財政規模、財政構造等に応じて、事業費の縮減やスリム化を図ることは重要な要素ではありますが、それを主目的としたものではありません。
 その真の目的は、今後の人口減少と著しく財政が硬直化している中にあっても、相模原市総合計画の基本構想で描く本市の将来像「潤いと活力に満ち 笑顔と希望があふれるまち さがみはら」を実現するために、持続可能な行財政基盤を築くことにあります。
 こうしたことから、本改革プランにおいては、中長期的な財政状況を考慮の上、事業の選択と集中を名実ともに行うこととしております。
 また、新型コロナウイルス感染症の収束後における本市の目指すべき姿を踏まえ、財政運営上、「本市が特に重点的に力を入れる分野」や「本市の個性を生かした取組」についても明確に設定することとし、持続可能な行財政構造の構築を図って参ります。
 将来に笑顔と希望があふれる市政を実現するという本改革プラン策定の真の目的に向け、市民の皆さん、議会の皆さんの御理解と御協力を得て、この行財政構造改革を着実に成し遂げて参りたいと考えております。
 最後に、本改革プランの取組を着実に実施していくためには市民の皆さんの御理解と御協力が不可欠であります。
 先ほども申し上げましたが、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大している状況にございますが、様々な工夫を凝らし、極力早い時期に、市民の皆様への周知や説明の機会を設けてまいりたいと考えております。
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