米空母艦載機の厚木基地から岩国基地への移駐が先週から始まりました。
更新日時:
2017/08/14
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
受け入れ施設の整備の遅れなどから、予定より遅れておりましたが、岩国市のご理解などがありようやくここまで来たという思いです。
移駐により、騒音の負担が減ることが期待されますし、その点については、委員会質疑や質問主意書を通して何度も確認をしてまいりました。
他方で、米軍の運用によっては負担が減らないばかりか、新たな負担が増える可能性を懸念する声も聞いていますので、今後の動きをしっかりとみていきたいと思っています。
受け入れる岩国市側では、地元自治会や財界から経済効果に対する期待の声がある一方、観光への影響を心配する方もいると聞きます。
この点も、注視していかねばなりません。
いずれにしても、日本政府からの飛行自粛要請など、飛行訓練について一定の発言力を保有していくためには日米地位協定の見直しが必要です。
イタリアなどでは、米軍は事前に飛行計画を提出し、政府の承認なしには訓練できない運用になっていると聞きますので、引き続き地位協定の壁を打破すべく取り組んでまいります。