衆議院本会議 TPP強行採決へ
更新日時:
2016/11/15
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
今日、本会議でTPPの採決が行われました。TPPに先立ち、山本農水大臣の不信任案が審議されました。
山本大臣の問題発言については、与党からも「猛省を促す」との発言があったものの、否決。大臣の発言どおり強行採決が行われたことを思うと、何とも国会を軽視していると言わざるをえません。
TPPについては、米議会が年内の議会で審議することはないと表明しています。来年1月にはトランプ大統領になることを思えば、実現が見通せなくなっているのは間違いありません。それにもかかわらず、十分に審議もしないまま、なぜ強行採決するのでしょうか。
政府から配布されたTPP関連資料を改めて見てみると、全部で15cm以上の厚さがありました。この中身が皆さんの生活に関わるわけですから、審議の機が熟すまで徹底的に議論すべきだったのではないでしょうか。
残念ながら、与党などでTPPは可決されましたので、議論の場は明日以降参議院へと移ります。良識の府における、良識ある議論を与野党を超えて期待します。