もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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日米地位協定の改定はやらねばいけません!

更新日時: 2016/11/01
カテゴリ:活動報告
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昨年8月24日に起きた相模総合補給廠における爆発火災から、はや1年2か月以上たちました。本日、防衛省より米軍が取りまとめたという事故調査の内容と再発防止策について説明を受けました。

正直、納得のいく説明ではなかったと思います。原因については、「おそらく酸素ボンベが原因」「調査結果と科学的知見の両者を満たす事故原因は得られなかった」。
再発防止策については、「消火設備の点検」「部品管理リストの米軍内での共有の徹底」「夜間連絡体制の整備」「定期検査の実施」「酸素ボンベ保管料の縮減」といったもので、あまりに当たり前のことです。これまでできていなかったことが驚きです。

 今回の事故の際には、真っ先に到着していた相模原消防が、保管物がわからずに放水できなかったということがありました。また、現地調査にはたった1回、しかも半日入っただけです。ここにも、日米地位協定の壁を感じます。

僕はかねてから日米地位協定の改定を訴えてきました。主権ある国家として、対等な立場の内容にすべきです。今回の爆発事故では幸い死傷者はいませんでしたが、周辺住民の皆様の不安は大変大きなものです。防衛省としてはこれで対応は終わったつもりのようですが、とても納得できません。引き続きの調査と過程の透明化等を求めてまいります。

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