もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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過労死等防止対策白書について

更新日時: 2016/10/07
カテゴリ:活動報告
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過労死等防止について考える議連(超党派)の総会が国会内で開催され、過労死等防止対策白書について厚労省から報告がありました。

「過労死」は、国際的にも通用する言葉だとご存知でしょうか。「Karoshi」(death from overwork)として世界に紹介されてから、すでに30年以上が経ちます。とても不名誉なことです。一生懸命働いた代償が死では、とてもやりきれません。

過労死遺族の皆さんの強い訴えと粘り強い努力で、超党派の議員立法で過労死等防止基本法が成立してからはや2年が経ちました。法律名が「過労死等」とされたのは、過労死は最悪の場合であり、その手前(精神疾患や脳・心臓疾患)も防いでいこうという想いがあるからです。

法律が施行されて初めて、過労死等防止対策白書ができました。まだ1回目の白書ですので、議連のメンバーからも「もっとこの調査を」「この数字が必要じゃないか」など意見が出されました。次回以降はより良い白書になっていくことだと思います。

来月11月は防止月間となります。昨日の議連で、遺族の皆さんや議連の代表世話人である馳浩前文部科学大臣から「過労死は減ったからよいというものではない。1人でも出してはいけない」という発言がありましたが、全くその通りです。

政府が力を入れている「働き方改革」は、この精神と逆行するのではないかと懸念されてなりませんので、僕も議連の一員として過労死等防止に向けて取り組んでまいります。

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