やまゆり園の事件と措置入院、そして精神保健指定医について。
更新日時:
2016/09/08
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
厚生労働省から、やまゆり園の事件と措置入院について、そして精神保健指定医についてのレクを受けました。
今回の事件から、措置入院の在り方が改めて問われていますが、あわせて措置入院の入退院を判断する精神保健指定医についても不正取得問題が明らかになっています。
もともと、昨年川崎市の聖マリアンナ大学病院で不正取得が発覚し、23人資格取り消しになる事案が発生していました。
精神保健指定医になるには、8例のケースレポートが必要なのですが、実際には診療にあたっておらず、他の医師のレポートをコピーしていたのです。
これを受けて、厚労省は実態調査を実施、他にも同様のケースがあることが分かっており、今秋にも約100人(この数はまだ不明)の資格取消などを諮るとのこと。
さらには、その中には今回のやまゆり園の被疑者の措置入院に関わった医師がいることがわかってきました。
厚労省からはまだ詳細の説明を出していただいておりません。
精神保健指定医はみなし公務員でもあり、責任の重い国家資格です。詳細説明をいただくまで、しっかり追い続けてまいります。