もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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定例記者会見 (2021年4月20日)

更新日時: 2021/04/20
カテゴリ:活動報告
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はじめに、東京2020パラリンピック聖火フェスティバルについてでございます。
 採火場所の公表後、市民の皆様をはじめ、多くの方から様々なご意見を頂戴しているところでございます。
 ご遺族、ご家族をはじめ、関係者の皆様には、大変なご心労、ご迷惑をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
 本市といたしましては、神奈川県や指定管理者である かながわ共同会のご協力をいただきながら進めてまいりましたが、ご遺族や家族会の皆様方に対しまして、事前の説明がないまま公表に至ったことについてお詫びするとともに、これまでの経過を説明するため、お手紙を送らせていただき、併せまして、ご意見等をお寄せくださるようお願いさせていただいたところでございます。
 いただいたご意見につきましては、真摯に受け止め、採火の実施場所の変更も含めて、総合的に検討し、判断させていただきたいと考えているところでございます。
 次に、新型コロナウイルス感染症の状況についてでございます。
 既にご承知のとおり、全国的に新たな感染者が増加しており、大阪府ほか2県では4月5日から、東京都ほか2府県では12日から、そして本市を含む神奈川県ほか3県では本日20日から5月11日まで、「まん延防止等重点措置」が適用されることになりました。
 3月21日をもって緊急事態宣言が解除されてから、約1か月という短期間で今回の措置に至ったことは、市民の皆様、事業者の皆様のご負担を思うと心苦しい限りです。
 本市の新規感染者数については、3月は下げ止まりとはいえ、週当たりでは50人を下回ることがなく、4月に入り増加の傾向に転じるなど、感染の再拡大が目前に迫っている状況となっています。
 また、従来よりも感染力が強いとされている新型コロナウイルスの変異株も、全国的な広がりをみせております。
 間もなく大型連休を迎えますが、市民の皆様には、生活に必要な場合を除く、日中を含めた外出や、都道府県をまたぐ移動を控えていただくとともに、一人ひとりが実行可能な感染防止対策を徹底していただくようお願いいたします。
 続きまして、新型コロナウイルスワクチンの接種についてです。
 本市では、4月12日から高齢者施設において、入所者及び職員に対してワクチン接種を開始しました。
 私も実際に施設に伺い、ワクチン接種の状況を視察し、施設職員の方々から感想等をお聞きし、改めて行政としての責務を認識したところです。
 皆様ご承知のとおり、本市には、4月8日に第一弾として1箱ではありましたが、新型コロナウイルスワクチンが納品され、今後5月3日の週までに、さらに28箱、合計29箱が納品される予定です。
 1箱あたり195瓶入っていて、各瓶5回接種できます。
 1箱で975回分、29箱だと28,275回分となり、1人2回接種する計算ですと、約14,000人分となります。
 ワクチンの安定的な供給については、これまでに菅義偉内閣総理大臣や河野太郎行政改革担当大臣に要望してきまして、厚生労働省などにも申し入れを行っているところですが、本市のワクチン接種の対象となる16歳以上の人口は、約63万9000人で、現段階でのワクチン供給量では、必要量の約2%に留まっています。
 そのため、4月については、クラスターの発生を未然に防止するため、高齢者施設15施設の入所者及び施設職員への訪問接種を実施することとしました。
 お配りしている発表資料にもあります通り、今後、75歳以上の市民の皆様には、4月28日にクーポン券と予診票を郵送しまして、5月13日から集団接種の予約受付を開始し、5月16日から集団接種を開始できるよう、全力で準備を進めております。
 65歳から74歳までの方には、5月中旬以降にクーポン券と予診票を発送する予定ですが、現時点では、十分なワクチン供給時期が見込めないため、ワクチン接種の時期については、決まり次第お知らせします。
 高齢者以外の市民の皆様についても、ワクチン供給の見通しが明らかになった段階で、広報さがみはらや市ホームページでお知らせします。
 次に、補正予算で計上します国の交付金を活用した新型コロナウイルス感染症対策についてです。
 感染の再拡大が懸念される状況において、医療体制を維持し、新型コロナウイルス感染症から命と暮らしを守るための対策や支援を継続するとともに、ポストコロナを見据え、地域経済の活性化や新しい日常の創造の実現のため新型コロナ対策の補正予算案として、新たに約11億4,400万円を計上させていただきます。
 主な事業についてお話しさせていただきます。
 命と暮らしを守るための取組として、妊婦の皆様が安心して出産できるよう妊婦特別給付金の支給や、中小企業を支援するため「災害等対策特別資金」の特例による無利子融資の実施など市民の暮らしを支援してまいります。
 また、「神奈川モデル」における重点医療機関である旧北里大学東病院への医師派遣支援を行う派遣元医療機関への支援や、療養終了後も、なお合併症等により入院管理が必要な患者の転院を受け入れる医療機関への支援など、新型コロナウイルス感染症協力医療機関への支援を行います。
 学校や公共施設などにおける感染予防対策を徹底するため、小中学校での消毒作業を行うための事務補助職員を配置したり、公共施設の指定管理者に対し、感染予防対策に要する費用の補助や施設を適切に管理運営するための協力金の支給などを継続してまいります。
 地域経済の活性化や新しい日常の創造を実現するため、消費喚起策として昨年度も実施しましたキャッシュバックを行うとともに、市内の中小企業者が感染症の拡大を防止するための事務所等の改修や備品購入について補助を行うなど、事業者への支援を行ってまいります。
 新しい日常に対応した環境整備や支援として、保育園などの子どもを預かる施設や駅前公衆トイレなどの手洗い場の自動水栓化や、災害時の感染予防対策の普及啓発等を行うための防災ガイドブックの作成・全戸配布などを行ってまいります。
 各施策につきましては、速やかに実施できるよう取り組んでまいりたいと考えておりまして市議会でご議決をいただきましたら、具体的な手続きやスケジュールなどについて、広報さがみはらや市ホームページ等でお知らせしてまいりたいと考えております。
 今後も情勢の変化を的確に捉えながら、本市の実情と市民の皆様の思いやニーズを踏まえ、適宜、的確な取組や対応に努めてまいりたいと考えております。
 次に、行財政構造改革プランについてでございます。
 行財政構造改革プランの内容について、市議会や各団体の皆様から様々なご意見をいただいたほか、パブリックコメントでは、2,651人の皆様から、約3,600件ものご意見をいただきました。
 特に、パブリックコメントのご意見の約41%、約1,500件は銀河アリーナに関するもので、主に、施設の存続を望むご意見を多くいただきました。
 現在、パブリックコメントに寄せられました一人ひとりの想いを極力汲み取るよう努め、市議会からのプランに関する決議も踏まえ、議論を重ねているところです。
 また、これまでに行財政構造改革本部会議で、18回の会議を行い、行財政構造に対する新しい視点や、公共施設の今後の方向性等について議論・調整してきました。
 こうした経過を踏まえ、内容がほぼ固まってきておりまして、現在のところ、4月中の策定を予定しています。
 将来に笑顔と希望があふれる市政を実現し、また、市民の皆様が相模原市に住んで良かったと思えるようなまちづくりを実現するために、市民の皆様との対話を進めながら着実に成し遂げてまいりたいと考えております。
 次に、2021ツアー・オブ・ジャパンについてです。
 既に発表している案件ですが、国内最大級の国際自転車ロードレース大会であり、「日本版ツール・ド・フランス」と称されるツアー・オブ・ジャパンが、5月28日は富士山、29日は本市相模原、30日は東京、の3ステージで開催されます。
 例年であれば、海外チームが参戦しますが、コロナ禍による渡航規制により、今年は国内チームのみの参加となりまして、最大で16チーム、約80人の選手が出場する予定です。
 市ホームタウンチームであり、国内のみならず海外でも活躍している「チーム右京相模原」が出場しますが、初めての地元での開催となるため、市民の応援を力に、ぜひとも、この相模原ステージで勝利を挙げていただきたいと思います。
 市としましては、おすすめの観戦スポットを設ける予定です。
 また、橋本駅から串川の観戦スポット、そしてゴール地点である鳥居原ふれあいの館の観戦スポットへ、予約制の無料バスの運行や臨時駐車場の開設も予定しています。
 詳しくは、決まり次第、広報さがみはらや市のホームページでお知らせいたします。
 この大会は、新型コロナウイルス感染症対策を行い開催いたします。
 観戦いただく際には、新型コロナウイルス感染拡大防止の取組にご協力くださいますようお願いします。
 また、開催にあたりましては、コースや周辺道路において大幅な交通規制が実施され、通行止めとなります。
 市民の皆様にはご不便をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。
 なお、ツアー・オブ・ジャパンのコースにつきましては、オリンピックのコースの一部を活用して開催されます。
 また、オリンピックの開催まで100日を切りました。
 この大会を通じ、市民の皆様と一緒に、オリンピックへの機運を高めていければと思います。
 オリンピックに関連しまして、大変うれしいニュースが届きました。
 オリンピックの代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権が先日行われまして、本市在住の小堀倭加選手が、女子400メートルと800メートルの自由形で代表に内定しました。
 2月に行われましたジャパンオープンでは、女子400メートル、800メートル、1,500メートルの自由形でも優勝しておりまして、大変力がある選手ですので、活躍を期待し、市をあげて、応援したいと思います。
 最後に、東海大学付属相模高等学校の選抜高等学校野球大会における優勝についてでございます。
 コロナ禍の中、例年通りの練習や試合ができずに苦労されたことと思いますが、持ち前のアグレッシブベースボールを実践し、ひたむきに白球を追いかける姿に、市民の皆様と同様に、私にも、元気と希望、そして感動を与えてくれました。
 15日に、土井校長や門馬監督、代表選手などが市役所にお越しいただき、お話を伺いました。
 既に、夏の甲子園に向け、気持ちを切り替え、練習に励んでいるようですので、全国で唯一チャレンジできる春夏連覇の偉業を期待するとともに、 今後も、市民の皆様とともに、応援してまいりたいと思います。
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新型コロナウイルス感染症による新たな患者の確認(3377〜3385例⽬)について (2021年4月20日)

更新日時: 2021/04/20
カテゴリ:活動報告
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本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者さんが9人(市内在住者8人、感染経路不明7人)確認されましたので、お知らせします。
このことで、本市では、合計3381例(うち市内在住者2982例)の感染が確認されたことになります。
引き続き、関係自治体と連携し、調査を行ってまいります。
なお、これまでに本市で陽性が確認された方のうち、3,189名の方が回復されています。(4月20日時点)
※ 患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いします。
※ 発生届及び発表の取下げがあったため、患者合計数と症例No.とは一致しません。
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広報さがみはら県のたより