もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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「相模原市保護司会協議会と相模原市との就労支援に関する協定」締結式 (2021年3月30日)

更新日時: 2021/03/30
カテゴリ:活動報告
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このたび「相模原市保護司会協議会」と「就労支援に関する協定」を締結させていただきました。
 清水会長をはじめ、「相模原市保護司会協議会」の皆さんにおかれましては、日頃から、社会奉仕の精神をもって、犯罪をした方の改善及び更生を助けるとともに、犯罪予防のための啓発に努め、もって地域社会の浄化をはかるなど保護司の使命を遂行するために熱心な活動をしていただき、心から感謝申し上げます。
 また、本日お越しいただきました法務省 横浜保護観察所長におかれましては、本市で活動する保護司の皆さんに対して日頃から、多大なる御協力をいただいており、ありがとうございます。
 国の刑法犯の認知件数は、平成30年には戦後最小となりましたが、一方で、検挙人員に占める再犯者の比率は上昇し続けております。
 再犯を繰り返す人の中には、帰住地や仕事がないなどの様々な課題を抱えている人が含まれており、こうした方が孤立して再び罪を犯すことを防ぐには、「息の長い支援」を行政や民間支援団体等が連携協力して実施する必要があります。
 本市では、罪を犯した人の再犯防止に向けた取組の1つとして、「一般就労が困難な人への就労支援の実施」を掲げており、その実施に向け、「相模原市保護司会協議会」とこのような協定を締結できたことは非常に有意義であり、大変心強く感じております。
 この協定締結を契機に、「相模原市保護司会協議会」とのより一層の連携を図り、再犯防止に向けて取り組んでまいりたいと思います。
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3月 定例記者会見 (2021年3月30日)

更新日時: 2021/03/30
カテゴリ:活動報告
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はじめに、先日散会いたしました3月定例会議についてでございます。
 2月15日から3月24日までの38日間、令和3年度当初予算案や「さがみはらみんなのシビックプライド条例」等についてご審議いただき、提案いたしました53件、全ての案件につきまして、ご議決・ご同意をいただきました。
 令和3年度は、シビックプライド条例のスタートの年となります。
 広報紙や市ホームページ、SNS等、多様な媒体や、イベント等の機会を活用して、条例を積極的に市民の皆様に周知するほか、各区民会議や自治会、経済団体の皆様とも意見交換を行い、条例の浸透を図ってまいります。
 本市や各区の多彩な魅力を紹介する動画や、本市ファンサイトにPRページを作成するなど、市内外に魅力を発信し、市民をはじめ、本市と関わりのある皆様の、「シビックプライド」を高め、市民が誇れるまちづくりを推進してまいりたいと考えています。
 また、市議会において様々なご意見をいただきました行財政構造改革プランにつきましては、行財政構造改革本部会議において、パブリックコメントにお寄せいただいたご意見を極力汲み取るよう努め、プランへの反映について議論を重ねております。
 令和3年度からは、改革の先にある相模原市総合計画の基本構想で描く本市の将来像「潤いと活力に満ち 笑顔と希望があふれるまち」を実現するため、中長期的な財政状況を考慮のうえ、事業の選択と集中を行い、着実に行財政構造改革を成し遂げてまいりたいと考えております。
 次に、新型コロナウイルス感染症についてです。
 既にご承知のとおり、3月21日をもちまして、1都3県に発出されていた新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が解除されました。
 本市の新規陽性患者数につきましては、1月中旬をピークに減少しておりますが、最近は下げ止まりの傾向が続くとともに、今月もクラスターが発生するなど、まだ安心できる状況にはありません。
 また、感染力が強いとされている新型コロナウイルスの変異株も、全国的に広がりを見せており、相模原市衛生研究所では、PCR検査により「陽性」となった検体に対し、変異株のスクリーニング検査を実施しております。
 変異株の感染が疑われる患者さんが発生した場合においては、国の通知に基づき、入院の対応等、適切に対処してまいります。
 市民の皆様、事業者の皆様には、今後の感染再拡大(リバウンド)を防ぐためも、引き続き、手洗い、マスクの着用、3密を避けるなど、感染症対策を徹底してくださいますよう、お願い申し上げます。
 新型コロナウイルスワクチン接種については、3月1日に、専用のコールセンターを開設し、接種に関する手続き等の問合せや相談への対応を行っております。
 4月につきましては、ワクチンの供給量が限られていることから、 クラスターの発生を防止するため、高齢者施設の入所者への訪問接種とともに、施設職員への接種を行っていく予定です。
 5月以降につきましても、訪問接種を進めるとともに、十分なワクチン供給が見込めない場合には、年齢を区切って、段階的にクーポン券や予診票を発送する等の対応を行ってまいります。
 接種につきましては、医療機関での個別接種と、市が設置する接種会場での集団接種を併せた方式で実施いたします。
 個別接種については、現在、200を超える医療機関から協力の意向をいただいており、集団接種については、全国で初めて独立行政法人の協力を得ました。
国民生活センターを含めて、6会場を予定しております。
 3月20日には、中央区の集団接種会場である国民生活センター相模原事務所において、医師会をはじめとする医療関係団体との共催により、本番を想定した集団接種の運営訓練を実施しました。
 また、接種会場では、本市独自の取組としてワクチン接種後の経過観察の時間を有意義なものとするため、介護予防の相談やがん検診のご案内などを行うこととしており、今回の運営訓練に合わせて、実施しました。
 現在、訓練の結果を検証しているところで、接種本番での体制整備を図ってまいります。
 引き続き、ワクチンの早期供給について、国に対して強く要望してまいります。
 次に、「はやぶさ2」帰還カプセルの世界初公開についてです。
 JAXAのご協力により、市立博物館で、3月12日から16日まで開催しまして、市民のみならず、全国から、宇宙や「はやぶさ2」のファン
約4,600人が来場され、観覧いただくことができました。
 緊急事態宣言の期間中であることから、人数を限定しての募集となりましたが、定員を大幅に上回る申し込みがありました。
 私自身も、記念式典の際、観覧しましたが、約6年前に地球を旅立ち、3億kmもの彼方から帰還したカプセルが目の前にあることに深く感動しました。
 また、宇宙から大気圏に突入する際には、高温にさらされたにも関わらず、きれいな形で戻ってきており、技術力の高さに驚いたところでございます。
 市民の皆様からも感動や、見ることができた喜びの声を多数いただき、コロナ禍での開催に多大なご協力をいただいたJAXAの皆様に、改めて感謝を申し上げます。
 今回、残念ながら観覧いただけなかった皆様は、JAXAはやぶさ2プロジェクトサイトでカプセルの写真等が公開されていますので、ご覧いただきたいと思います。
 記者の皆様にも、多くの報道をいただき、ありがとうございました。
 今回のイベントで、「はやぶさの故郷」、「JAXAの相模原」を大いにアピールできたものと考えております。
 次に、「サンキューさがみはら!最大25%戻ってくるキャンペーン」についてでございます。
 このキャンペーンは、1月21日から2月28日までの39日間、大変多くの皆様にご利用いただきました。
 このキャンペーンをきっかけに、市内経済の活性化と、新型コロナウイルス感染症の拡大防止につながる非接触型のスマートフォン決済の普及にも寄与できたと思っています。
 次に、既に発表している案件ですが、改めて、私から2件紹介させていただきます。
 1つ目は、「WEEKDAY CAMP キャンペーン」についてです。
 コロナ禍において、アウトドアレジャーや、近場や地元に目を向けて楽しむマイクロツーリズム需要が高まっています。
 本市には、津久井地域を中心に豊かな緑があり、キャンプ場が多数あります。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めながら レジャーを楽しんでいただくため、市内の民間キャンプ場13か所で、本日から6月30日の平日に利用した時、利用料を割引します。
 割引額は、新しい生活様式を踏まえまして、少人数であるほどお得になっております。
 この機会に、身近で大自然を満喫できる 市内のキャンプ場をお楽しみいただきたいと思います。
 2つ目は、3月24日に発行いたしました相模原市の公式観光ガイドブックについてでございます。
 相模原観光を楽しむ手引きとなってほしいという思いを込め「相模原の栞(しおり)」というタイトルになっておりまして、前回から約4年ぶりに発行いたしました。
 このガイドブックがきっかけとなり、「次のお休みは、どこに行こう?」と迷っている方を含めて、多くの方に相模原にお越しいただくとともに、市民の皆様には、本市の魅力を再認識していただき、シビックプライドの向上につながればと思っております。
 最後に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の聖火リレーについてでございます。
 3月25日に福島県をスタートしましたオリンピック聖火リレーですが、6月29日には、本市においても実施されます。
 また、その日には、一日の聖火リレーの終わりを告げるセレブレーションが橋本公園で実施される予定となっており、市民の皆様に聖火リレーやオリンピックの雰囲気を十分に楽しんでいただけるものと考えております。
パラリンピックの聖火につきましては、8月に神奈川県が実施するパラリンピック聖火フェスティバルに本市も参加いたします。
 私といたしましては、津久井やまゆり園事件から5年が経過する中、改めて、事件を決して風化させず、誰一人取り残すことのない共生社会実現に向けた誓いを込めて、津久井やまゆり園での採火を是非とも実施したいと考えております。
 詳細については、神奈川県や指定管理者であるかながわ共同会のご協力をいただき、ご遺族等のご意向、お考えに真摯に向き合いながら、検討を進めてまいります。
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