もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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新型コロナウイルス感染症について(126例目) (2020年7月21日)

更新日時: 2020/07/21
カテゴリ:お知らせ
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本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者さんが確認されましたので、お知らせします。
このことで、本市では、合計126例(うち市内在住者116例)の感染が確認されたことになります。
引き続き、関係自治体と連携し、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行います。
【患者概要】(126例目)
1 年代:20代
2 性別:男性
3 職業:学生(神奈川県内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
7月 6日 発熱、倦怠感、呼吸困難
7月10日 解熱
7月17日 知人が新型コロナウイルス感染症と診断された。
7月18日 PCR検査を実施
7月20日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
神奈川県内で確認された患者の接触者
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護に御理解と御配慮をお願いします。

第50回指定都市市長会議「指定都市における新型コロナウイルス感染症対策」 (2020年7月21日)

更新日時: 2020/07/21
カテゴリ:お知らせ
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指定都市市長会議にて、有識者との意見交換が行われ、岡部信彦 川崎市健康安全研究所長の講演と意見交換が行われました。
 その中で、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議を通じて感じた、日本における今回の感染症対策の特徴や課題(専門の公衆衛生の観点などから)等、また指定都市における新型コロナウイルス感染症対策の検証についてお話しをいただきました。
その後の意見交換会では、本市の意見(地方衛生研究所機能の強化について)として、下記について岡部所長に提案させていただきました。
「本市の衛生研究所は保健所の一組織として位置付け、保健師が行う積極的疫学調査等と一体となり、これまで4,507件(7月19日時点)のPCR検査を実施することにより、感染の拡大を防いできました。
 今般の新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえ、地方衛生研究所は、市民の健康を守るため、新たな感染症への対応を迅速かつ確実に実施していく体制を確保する必要があります。
しかしながら、地方衛生研究所は、法的位置付けがなく、平時では施設・設備・検査機器等の整備に対する国の財政措置がないことから、財源確保に苦慮しているほか、専門技術職員の技術力習得の面で課題を抱えています。
そこで、地方衛生研究所の機能を持続的に強化するためにも、
・地域保健法に役割や機能を位置付け、法的根拠を明確化
・国における十分な財政措置
・専門技術職員の育成に向けた体系的な研修制度の確立
を行うべきと考えます。
※現在の地方衛生研究所の設置根拠は、平成9年3月の厚生省事務次官通知。
※本市の衛生研究所は相模原市行政組織及び事務分掌規則第14条において保健所内に位置付け。正式名称は「相模原市保健所 衛生研究所」。
※衛生研究所が保健所内の一組織の市は、神戸、岡山、相模原市の3市。大阪市以外の16市は独立。大阪市は大阪府の衛生研究と一緒になって、独立行政法人として運営。
※本市の衛生研究所は所長+2班(理化学班・微生物班)体制。職種は事務・化学が各2名、獣医師・臨床検査技師各3名、薬剤師7名。PCR検査は3人×2チームで実施。

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