もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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在日米陸軍関係者における新型コロナウイルス感染者の確認について(その2) (2020年7月31日)

更新日時: 2020/07/31
カテゴリ:活動報告
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昨日夕刻、在日米陸軍基地管理本部から、新たに在日米陸軍関係者が新型コロナウイルス感染症に感染したことについて、次のとおり情報提供を受けましたのでお知らせします。
○キャンプ座間の在日米陸軍関係者1名が、7月29日、新型コロナウイルス感染症に感染していることが確認された。
○接触者追跡調査のため軍の医療専門家により検診され、7月29日、陽性が判明した。
○当該者は、接触者追跡調査の後直ちに行動制限下に置かれ、その後キャンプ座間内において隔離措置がとられている。当該者は、検査において2回陰性が確認されない限り、隔離措置解除とはならない。
○現時点において、地域社会に対するリスクはなく、在日米陸軍は、日本政府と緊密に協力し状況を観察している。
○新型コロナウイルスの流行を防ぎ、兵士・職員、日本人職員、家族と地域社会の皆様を守るため、在日米陸軍は、追加的公衆健康保護対策をとることとした。
昨日より2回目のお知らせとなりますが、4名の感染が確認されたことになります。

第8回新型コロナウイルス感染症相模原市対策本部会議 (2020年7月31日)

更新日時: 2020/07/31
カテゴリ:お知らせ
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ポイント
 市が実施するイベントについては、令和2年12月31日まで原則中止とします。ただし、中止することが困難なものや開催の必要性が高いものは、感染防止のための措置を十分に講じた上で実施してください。
 新型コロナウイルス感染症については、東京都など首都圏や大阪府、愛知県などの都市部を中心に、感染者が再び増加傾向にある中、本市においても、十分な警戒が必要な局面にあるという認識に立ち、危機感を持って対策に取り組むとともに、市民の皆様に対しては、都内への不要不急の外出を極力控えていただくよう協力をお願いしているところです。
 本市については、7月の患者発生数が58名となっており、緊急事態宣言が発令された4月(43名)を既に上回る状況となっています。
 また、患者さんの約半数が20代と若く、ほとんどが軽症者であるものの、今後、感染が拡大すれば、それ以外の年代にも患者の発生が広がることが懸念されます。
 国においては、7月22日に対策本部が開かれ、8月1日以降の大規模イベントの開催制限の緩和について、感染リスクが拡大する可能性があることや、現状の感染状況に鑑み、8月末までは、現在の人数上限5,000人を維持することとなりました。
 神奈川県においては、県内の新規陽性患者数が基準値を超えたことから、7月17日に「神奈川警戒アラート」を発動し、県民に対して、感染防止対策がなされていない場所には行かないことや、飲食店などの事業者へは、感染防止対策の徹底を呼びかけているところです。
 このような状況から、新型コロナウイルス感染症への対応は、今年の秋から冬にかけて、更に感染が拡大する可能性も想定し、より長期的な視野で考える必要があると感じています。
会議を通じて下記のことを指示させていただきました。
〇現在、本市をはじめ、首都圏や大阪、愛知などでは、患者が急増していることから、保健所においては、中間報告書における課題を認識し、更なる感染の拡大に備えて、市内の医療提供体制、検査体制などが維持できるよう、準備を進めていくこと。
また、積極的疫学調査など、保健師などの専門職が業務に専念できるよう、全庁的な支援により保健所の体制強化を図ること。
〇市が実施するイベントについては、令和2年12月31日まで原則中止とする。ただし、中止することが困難なものや開催の必要性が高いものは、感染防止のための措置を十分に講じた上で実施すること。
〇新型コロナウイルスへの対応は、この夏にとどまらず、秋、冬へと長期化が予想されることから、各局・区においては、BCPによる業務の縮小を行い、職場での健康管理や、柔軟な勤務体制の構築を図りつつ、緊張感を持って、感染の再拡大を十分に警戒し、今後の状況の変化に速やかに対応できるよう、万全の体制を整えること。
〇最後に、今年も出水期を迎え、風水害が心配される時期にさしかかっている。
今回、九州などが見舞われた「令和2年7月豪雨」や本市においても昨年の東日本台風で被災している状況などを踏まえ、風水害時避難場所の開設数を可能な限り増やす(53箇所を116箇所に拡充予定)とともに、各避難場所での新型コロナウイルス感染症対策に努めること。
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新型コロナウイルス感染症について(146~148例目) (2020年7月31日)

更新日時: 2020/07/31
カテゴリ:お知らせ
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本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者さんが確認されましたので、お知らせします。
 このことで、本市では、合計148例(うち市内在住者136例)の感染が確認されたことになります。
 引き続き、関係自治体と連携し、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行います。
【患者概要①】(146例目)
 1 年代:20代
 2 性別:女性
 3 職業:アルバイト(神奈川県内)
 4 居住地:神奈川県相模原市
 5 症状、経過
   7月20日 発熱、頭痛、鼻づまり
7月21日 解熱
7月22日 味覚障害
7月27日 市内医療機関を受診
   7月29日 PCR検査を実施
   7月30日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
 6 行動歴
   詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要②】(147例目)
 1 年代:20代
 2 性別:男性
 3 職業:無職
 4 居住地:神奈川県相模原市
 5 症状、経過
   7月29日 味覚・嗅覚障害
7月30日 市内医療機関を受診し、抗原検査を実施
         抗原検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
 6 行動歴
   詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要③】(148例目)
 1 年代:20代
 2 性別:男性
 3 職業:会社員(東京都内)
 4 居住地:神奈川県相模原市
 5 症状、経過
   7月25日 発熱、頭痛
7月27日 解熱
 市内医療機関を受診
7月30日 PCR検査センターを受診し、PCR検査を実施
   7月31日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
 6 行動歴
   詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報にご理解とご配慮をお願いします。

在日米陸軍関係者における新型コロナウイルス感染者の確認について (2020年7月30日)

更新日時: 2020/07/30
カテゴリ:活動報告
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昨日、在日米陸軍基地管理本部から、在日米陸軍関係者が新型コロナウイルス感染症に感染したことについて、次のとおり情報提供を受けましたのでお知らせします。
○ 在日米陸軍関係者3名が新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明した。
○ そのうちの2名は、7月28日に入国した際に検査を受け、同日中に陽性結果の連絡を受けた。同2名は現在キャンプ座間内で隔離中である。
○ 在日米陸軍ではこれまで大規模な予防措置と厳重な管理を行ってきており、周辺地域や基地内への感染拡大のおそれはない。
○ 3人目については、7月28日から体調不良を訴え、キャンプ座間内で検査を受け、翌日7月29日に陽性が判明し、現在隔離されている。
○ 医療関係者は患者の関係者全員と連携しつつ、濃厚接触者の特定を行っている。
○ 在日米陸軍では引き続き、兵士・職員、日本人職員、家族と周辺住民の皆様を守るため、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐあらゆる措置を用いて適宜対応している。
 本日、私と在日米陸軍基地管理本部司令官(トーマス R.マテルスキー大佐)が電話会談を行い、改めて上記内容について説明を受けました。私からは、感染拡大防止について引き続き徹底した取組を要請するとともに、現在の大変厳しい状況を乗り越えられるよう、お互いに協力することを確認しました。
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経産省への要望活動 (2020年7月30日)

更新日時: 2020/07/30
カテゴリ:活動報告
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「令和3年度 国の施策及び予算に関する提案」を指定都市を代表して、赤間衆議院議員と石川相模原市議会議長とご一緒に、牧原経済産業副大臣にお持ちしました。
 本市の担当は経産省関連であり、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と社会経済活動維持の両立に向けた対応」のうち、「雇用の維持と経済活性化」の項目についてです。
例えば、中小企業等に対する継続した資金繰り対策、各種給付金、家賃の負担軽減支援など、地域経済への影響を最小限に抑えるための支援策をより一層充実することを要請させていただきました。さらにテレワーク環境の整備に対する補助制度の充実など、「新しい生活様式」を実践するための支援策をはじめ、今後の経済活動の回復に向けた対策を要請させていただきました。
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臨時記者会見  (2020年7月29日)

更新日時: 2020/07/29
カテゴリ:お知らせ
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8月3日〜市議会臨時会議 補正予算案について
 本日16時15分より臨時の記者会見を開き、市議会臨時会議に提案する補正予算案について、下記の通りお話させていただきました。
 新型コロナウイルス感染症につきましては、本市においては5月以降、しばらく落ち着いた状況でありましたが、6月中旬から再びに新規感染者が増加し始め、7月28日現在、140名の方の感染が確認されております。
 神奈川県においても7月17日(金)に、「神奈川警戒アラート」が発動されました。
 また、首都圏におきましても、再び新規感染者の増加が続き、特に、東京都では1日あたりの感染者が300人を超える日もあり、また、本市における感染された方の多くが都内に由来している状況もあることから、市民の皆様には、都内への不要不急の外出はお控えいただくよう、引き続き、お願いしてまいります。
 本市ではこれまで、5回の補正予算により特別定額給付金事業を含めて、累計で約844億円規模のコロナ対策を実施しているところです。
 このたび、6月12日に国の2次補正予算が成立したことを受け、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用し、市として、医療・検査体制の確保や、市民・事業者への支援などを継続して実施していくため、8月3日から開催される市議会の臨時会議におきまして、補正予算案として、新たに約33億円を計上させていただきます。
 本市における今後のコロナ対策につきましては、
1 コロナと向き合い、命を守るための医療体制の備え
2 活動再開に向けた市民や企業等への継続支援
3 新しいステージに進むための地域活性化
4 新しい日常の創造と持続可能な地域社会の構築
の4つの柱を軸としているところでございます。
 私からは、主な事業についてお話しさせていただきます。
 まず、「1」の「コロナと向き合い、命を守るための医療体制の備え」についてでございますが、約7億円を計上させていただき、第2波、第3波を想定した上で、医療体制・検査体制の維持に必要な事業を継続して実施してまいります。
 新型コロナウイルス感染症と戦う医療従事者の方々への手当として、医療機関に対して補助を行う「地域医療協力事業補助金」につきましても、
対象期間を6か月延長して、令和3年3月末まで実施してまいります。
 また、PCR検査体制につきましては、現在、木曜日と土曜日の週2回実施しておりますドライブスルー方式のPCR検査について、8月4日より、火曜日にも実施することで、週3回の実施体制を確保するとともに、衛生研究所において、PCR検査機器を新たに1台購入することなどにより、検査体制の強化・充実を図ってまいります。
 次に、4つの柱の「2」の「活動再開に向けた市民や企業等への継続支援」についてでございますが、約17億円を計上させていただきます。
 市民の暮らしを支えるものとしましては、NPO法人など公益的な団体に対して、今後の事業継続や、「新しい生活様式」に対応した事業を実施するための経費の助成、認可外保育施設における保育料減免等に係る費用の一部補助、感染症のリスクに対して不安を抱える妊婦の方が安心して出産・子育てができるよう分娩前のPCR検査費用の補助などを実施してまいります。
 また、公共交通として市民の日常生活における移動手段を維持・確保している交通事業者に対し、感染拡大防止対策費用の支援や生活交通維持確保路線の運行支援などを行ってまいります。
 活動再開のための感染予防策としましては公共施設における感染症予防のための物品購入や、施設を適切に管理・運営するために、指定管理者への支援などを行ってまいります。
 次に、4つの柱の「3」の「新しいステージに進むための地域活性化」についてでございますが、約4,500万円を計上させていただき、
市内の中小企業者が行う感染症拡大防止対策に資する製品の研究開発経費の一部の補助などを実施してまいります。
 また、これまでスイーツフェスティバルで選ばれてきた商品のPRのため、新しい生活様式に対応し、本市に縁のある著名人を起用した動画の作成・配信を行ってまいります。
 最後の柱となります「4」の「新しい日常の創造と持続可能な地域社会の構築」につきましては、約8億円を計上させていただきます。
ネット通販などの需要が拡大している中、非対面での受け取りによる感染予防、また、再配達やCO2の削減などの効果が期待される宅配ボックスの設置事業のほか、新しい生活様式の定着や、この難局を市民一丸となって乗り越えようといった機運を高めるための動画作成や周知、普及啓発を行います。
 また、今後の学校の臨時休業や緊急時にも、全ての児童生徒の学びを保障できる環境を確保するため、タブレットを追加導入し、一人一台の環境を実現するとともに、学習内容を繰り越せない小学校6年生と中学校3年生のため、通信環境のない家庭への貸与を目的としたルーターを整備いたします。
 各施策につきましては、速やかに実施できるようスピード感を持って取り組んでまいりたいと考えておりまして市議会でご議決をいただきましたら、具体的な手続きやスケジュールなどについて、市ホームページ等でお知らせしてまいりたいと考えております。
 市といたしましては、国からの交付金を有効活用しながら、引き続き、感染拡大の防止に取り組み、医療体制を維持することにより、市民の生命を守るとともに、市民の暮らしや地域経済の活性化、ポストコロナの新しい日常の創造に向けた取組や対策を進めてまいります。
 今後も情勢の変化を的確に捉えながら、本市の実情と市民の皆様の思いやニーズを踏まえ、必要な取組を進めてまいりたいと考えております。
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新型コロナウイルス感染症について(141~145例目) (2020年7月29日)

更新日時: 2020/07/29
カテゴリ:お知らせ
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本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者さんが確認されましたので、お知らせします。
 このことで、本市では、合計145例(うち市内在住者133例)の感染が確認されたことになります。
 引き続き、関係自治体と連携し、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行います。
【患者概要①】(141例目)
1 年代:70代
2 性別:女性
3 職業:無職
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
7月21日 友人が新型コロナウイルス感染症と診断された。
7月27日 鼻づまり、咽頭痛
帰国者・接触者外来を受診し、PCR検査を実施
7月28日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
東京都内で確認された患者の濃厚接触者
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要②】(142例目)
1 年代:50代
2 性別:男性
3 職業:会社員(神奈川県内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
7月20日 発熱
7月21日 倦怠感
7月22日 市内医療機関を受診
7月27日 帰国者・接触者外来を受診し、PCR検査を実施
7月28日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要③】(143例目)
1 年代:40代
2 性別:男性
3 職業:自営業(神奈川県内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
7月20日 発熱
7月23日 解熱、味覚障害
7月26日 発熱
7月27日 市内医療機関を受診し、PCR検査を実施
7月28日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要④】(144例目)
1 年代:20代
2 性別:女性
3 職業:会社員(神奈川県内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
7月27日 倦怠感
7月28日 発熱
 市内医療機関を受診し、抗原検査を実施
 抗原検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要⑤】(145例目)
1 年代:40代
2 性別:男性
3 職業:会社員(東京都内)
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
7月27日 味覚・嗅覚障害
7月28日 市内医療機関を受診し、PCR検査を実施
7月29日 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護に御理解と御配慮をお願いします。

新型コロナウイルス感染症について(139、140例目)7月28日発表分 (2020年7月29日)

更新日時: 2020/07/29
カテゴリ:お知らせ
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本市内において、新たに新型コロナウイルスに感染した患者さんが確認されましたので、お知らせします。
 このことで、本市では、合計140例(うち市内在住者128例)の感染が確認されたことになります。
 引き続き、関係自治体と連携し、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行います。
【患者概要①】(139例目)
1 年代:50代
2 性別:女性
3 職業:無職
4 居住地:神奈川県相模原市
5 症状、経過
7月22日 頭痛
7月26日 味覚障害
7月27日 倦怠感
市内医療機関を受診し、抗原検査を実施
 抗原検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
6 行動歴
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
【患者概要②】(140例目)
1 年代:未就学児
2 性別:女性
3 居住地:神奈川県相模原市
4 症状、経過
7月24日 母が新型コロナウイルス感染症と診断された。
7月26日 発熱
7月27日 解熱、嘔吐
帰国者・接触者外来を受診し、PCR検査を実施
 PCR検査の結果、陽性であることが判明(軽症)
5 行動歴
相模原市内で確認された136例目の患者の濃厚接触者
詳細は、現在調査中(渡航歴は無し)
※患者・ご家族の人権尊重・個人情報保護に御理解と御配慮をお願いします。

定例記者会見 (2020年7月28日)

更新日時: 2020/07/28
カテゴリ:活動報告
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本日午後より定例記者会見が行われ、下記の内容をお話させていただきました。
はじめに、「令和2年7月豪雨」についてです。
今回の豪雨により、九州7県と岐阜県、長野県において、多数の死者や行方不明者、全半壊や浸水などの住宅被害が発生しております。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。
本市も、昨年の「令和元年東日本台風」により、大きな被害を受けていることもあり、一刻も早くそれぞれの被災地の復旧が進められるよう願っております。
次に、「県立津久井やまゆり園」の事件についてです。
社会に深い悲しみと衝撃をもたらした津久井やまゆり園事件から4年が経過しました。
改めて、事件の犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、心身に傷を負われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
事件のあった7月26日には、津久井やまゆり園の現地を訪問し、黒岩神奈川県知事とともに献花をいたしました。
事件について、本年3月には、刑事裁判の判決が確定いたしましたが、障がいのある人を排除するという犯人の思想やこれに同調する考え方は、決して容認できるものではありません。
こうした悲惨な事件が二度と起こらないよう、事件の記憶を風化させることなく、一人ひとりが、障がいのある方への理解を一層深め、偏見や差別のない「共にささえあい 生きる社会」を築いていくことが、私たちの使命であると考えています。
本市では、この「共にささえあい 生きる社会」をキャッチフレーズに、障がい等に関する理解促進や、障がい者の権利擁護に向けた取組等を進めております。
津久井やまゆり園は、地域の皆様にも愛されてきた施設であり、現在、県により施設の再整備が行われており、利用者の皆様が新しい生活を滞りなく始められるよう関係機関が一丸となり、準備を進めております。
今後も引き続き、津久井やまゆり園の利用者の皆様、ご家族の皆様に寄り添った支援に努めるとともに、障がいの有無に関わらず、誰もが安全で安心して暮らすことができる社会の実現に向けて諸施策をしっかりと推進してまいりたいと思います。
次に、新型コロナウイルス感染症対策についてです。
本市においては5月以降、しばらく落ち着いた状況でありましたが、6月中旬から断続的に感染症患者が確認されております。
7月27日(月)時点で、本市では138名の患者が確認されており、19名の方が治療を受けている状況です。
県においても、7月17日(金)に、神奈川警戒アラートが発動されました。
感染を予防するためには、国が示す「新しい生活様式」を踏まえまして、長期的な視点で取り組んでいくことが重要です。
市民の皆様におかれましては、人との距離を十分に空けることや、正面での会話を避けること、こまめな換気、マスクの着用、手洗い・うがいの励行など、改めまして、ご自身の行動の振り返りを、お願いいたします。
また、感染症患者が多く発生している、都内への外出につきましては、極力控えていただくよう、併せてお願いいたします。
市といたしましては、市民の皆様の安全・安心を第一に、感染拡大の防止に努めてまいります。
続いて、「さがみはら39キャッシュバックキャンペーン」についてです。
先月の定例記者会見でもお知らせしましたとおり、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、外出を控えていただいた市民の皆様と、営業自粛等にご協力いただいた事業者の皆様への感謝の気持ち、「サンキュー」を込めて、実施させていただくものです。
市内のお店や事業所で、15,000円以上のお買い物やサービスをご利用いただいた市民の皆様に、3,900円をキャッシュバックいたします。
現在、参加事業者の募集を行っているところですが、現時点で、申請数が802件でございまして、目標には達していない状況でございます。
市民の皆様がご利用いただくにあたり、市内の様々な場所、様々な業種で利用できるようにしたいと考えております。
こうした状況を考慮し、事業者の募集期間を8月31日(月)まで延長させていただき、さらに参加していただける事業者を募りたいと考えています。
ぜひ、多くの事業者にご参加いただきたいと思います。
キャンペーンの開始時期につきましては、今後の感染状況等を踏まえ、できるだけ早期に決定したいと考えており、決定いたしましたら、改めてお知らせしてまいりますので、市民の皆様には、ぜひ、市内のお店、事業所をご利用いただきたいと思います。
次に、特別定額給付金の給付状況についてです。
本市におきましては、5月29日(金)から振り込みを開始し、本日の振り込み分までで、既に申請されている約32万7千世帯の約98%にあたる約31万9千世帯、約68万7千人への振り込みを行いました。
当初は、申請が集中したことから、振り込みに時間を要しましたが、連日100人超の職員を動員し、審査をすることで、申請をいただいた、ほぼ全ての世帯に対し、振り込みを終了することができました。
約1万5千世帯が未申請ですので、これから申請をいただく分につきましても、できるだけ速やかに給付したいと思います。
次に、「SDGs未来都市」選定についてです。
本市では、私が市長に就任して以降、SDGsの総合計画への反映や、積極的な市民の皆様への普及啓発など、SDGsの推進に取り組んでまいりました。
こうしたこれまでの取組と、都市と自然の調和や共生社会を推進する本市の持続可能な開発を実現する高いポテンシャルが評価され、7月17日(金)に、本市は「SDGs未来都市」に選定され、大変うれしく思っております。
今回の選定を新たなスタートとして捉え、市民の皆様や企業、団体等との連携を深めながら、全市一丸となって更なるSDGsの推進に取り組んでまいります。
次に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会についてです。
7月17日(金)に、東京2020オリンピックの競技日程が大会組織委員会から正式に発表され、本市の一部がコースとなっている自転車ロードレース競技については、男子が2021年7月24日(土)、女子が7月25日(日)に 開催されることとなりました。
昨年の7月21日には、テストイベントが行われ、11月17日には、在日米陸軍にもご協力いただき、相模総合補給廠共同使用区域及び周辺道路で「さがみはらサイクルフェスティバル」を開催するなど、大会に向けた準備を進め、機運も高まっていたので、競技日程が決まり、安心いたしました。
本市といたしましても、多くの市民の皆様に、世界最高峰のレースの魅力に触れ、感動していただけるよう、競技会場自治体として、組織委員会をはじめとする関係機関とワンチームとなって、安全面などの必要な対応を図るとともに、引き続き、機運醸成に務め、万全の準備を進めてまいります。
また、ブラジル、カナダ両国の代表チームによる事前キャンプについても、オリンピック本番で、両国の代表選手が、最高のパフォーマンスを発揮していただけるよう最大限バックアップしてまいりたいと思います。
最後になりますが、既にお知らせしておりますとおり、7月31日(金)から8月2日(日)まで麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業に係る 関係権利者に向けた説明会を開催します。
説明会には、3日間全ての日程に私も参加し、事業の現状についてご理解いただけるよう、しっかりとご説明させていただくとともに、皆様からのご意見やご質問をしっかりと受け止め、今後の検討に活かしてまいりたいと思います。

 

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菅井地区デマンド交通 視察 (2020年7月27日)

更新日時: 2020/07/27
カテゴリ:活動報告
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2019年4月より3年間に渡り実証運行を開始している「菅井地区デマンド交通」に試乗させていただきました。
菅井地区デマンド交通は、運行ダイヤが無く、電話予約を応じて、予約のあった停留所間を最短経路で運行する電話予約型の乗合交通です。
中山間地域をはじめ、市内では公共交通についてのご意見が非常に多いと認識しており、今後も市民の皆さんとの対話などから、より良い公共交通網の環境整備を目指して行きたいと思います。116595641_2598590287070919_5578276779869170383_n110163347_2598590280404253_2916112193041925179_n116678584_2598590323737582_7369884951637274648_n

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