衆院本会議 代表質問(2人目) (2017年1月23日)
カテゴリ:活動報告
大串政調会長の質問は、内政を中心に質疑を行い、文科省の天下り問題、働き方改革、年金問題、中小企業政策、農業、TPP、カジノ、震災復興と廃炉費用、沖縄問題といったテーマについて行いました。
昨年末に強行採決された年金カット法案について、政府の試算が不誠実なものであることは再三指摘されており、委員会では厚労大臣も認めています。誠実な試算に基づいた議論が国民の前で行われることが、将来世代の老後の安心につながるという指摘は尤もですが、総理は「年金カット法案」はレッテル貼だという主張を繰り返していました。それならば、なおさら政府は正しい試算を出していただきたいものです。
それぞれの議論において、総理は民主党政権との比較を持ち出すことが多いのですが、都合よく数字を切り取っていることもあり、答弁の姿勢としては真摯ではないといわざるを得まぜん。民主党政権時代の失敗ももちろんありました。その点は、僕たちも認めて反省させていただいております。そのうえで、今は行うべきではなく過去との比較ではなく、未来に向かった議論ではないでしょうか。