相模原市は「はやぶさ2」のふるさとです! 「はやぶさ2」帰還カプセル世界初公開 相模原市立博物館展示 記念式典
更新日時:
2021/03/12
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
昨年12月5日、「はやぶさ2」は小惑星リュウグウのサンプルが格納されたカプセルを機体から分離し、翌6日の深夜、オーストラリア・ウーメラ砂漠に投下することに成功しました。
カプセル分離の様子は、相模原市だけでなく
JAXA施設の立地が縁となって構成する銀河連邦に加盟する7つの自治体でパブリックビューイングを行い、全国各地から「はやぶさ2」とプロジェクトメンバーの皆様を応援させていただきました。
カプセルが大気圏に再突入する様子は、パブリックビューイング会場の相模原市民会館には深夜の開催にもかかわらず約350人の市民や宇宙ファンの皆様にお越しいただき会場が一体となって歓喜の瞬間を迎えることができました。
現在もなお、緊急事態宣言中ではありますが、新型コロナウイルス感染症対策を万全に施すことでご応募いただいている大勢の皆様のご期待にお応えし、安全に初公開を迎えられると判断しました。
このような状況下での実施に際し、JAXAの皆様をはじめ、多くの皆様のご協力を賜り改めて感謝申し上げます。
サンプルを地球に届ける大役を担った世界中から注目されているカプセルが、「はやぶさ2」の故郷である相模原市で初公開となることは市民にとって大変誇らしく、シビックプライドの醸成にも寄与する出来事であります。
今回、約6,700件、約18,000人分の観覧申込みをいただいていたなかで、密を避けるため人数を絞らざるを得なかったですが、3億キロ以上離れた小惑星リュウグウから届いたカプセルをご覧いただき、宇宙への夢やロマンを感じていただければと思います。
また、今回の初公開展示に合わせて、市内では淵野辺駅から博物館・JAXA相模原キャンパスへ向かう歩道上にJAXAの探査機がデザインされた路面シート案内表示や、「はやぶさ2」のミッション成功を記念したマンホール蓋の設置や、スイーツの販売など、JAXAとの連携をさらに深めているところです。
カプセルを見に来られた方々には、ぜひあわせてこちらも楽しんでいただきたいと思います。