白タク問題
更新日時:
2016/04/14
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
今日の衆議院本会議で、国家戦略特区法改正案が審議入りしました。
この法案の中には、ライドシェアが含まれます。
ライドシェアの問題については、去年の国土交通委員会でも取り上げてまいりました。
このライドシェアで問題となるのは、法律で禁止されている白タク行為を認めることになるのではないかということです。
白タクとは、自家用車でタクシー営業をすることです。
懸念されるのは、乗客の安全です。
タクシーは乗客の安全を守るため、こまめな車両メンテナンス、運転手の健康管理、乗車前の飲酒チェックなどを行っています。当然、二種免許をとれる運転技術をもっています。
世界最高水準と言われる日本のタクシーのサービス。オリンピック招致の際も、滝川クリステルさんがそのことをアピールしていました。
政府はライドシェアは世界のスタンダードになりつつあるといいますが、実はこれまでは規制がなかっただけで、続くトラブルを受けて世界中で規制の流れが進んでいるのが実情です。
昨年の委員会でも繰り返し質疑しましたが、乗客の安全を損なうような政策になってはいけません。
また、特定の個人や団体の利益のために進められている政策だという話も聞こえてきています。
ライドシェアについては、慎重な検討を進めていくべきです。