産学官連携協定
更新日時:
2021/05/20
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
監視センサによる沿道斜面の防災管理についての共同研究に関する産学官連携協定締結式(オンライン方式)
昨年「ザイマックス」からの監視センサによる斜面の防災管理の提案をいただき、さらに「ザイマックス 不動産総合研究所」、「兵庫県立大学 社会情報科学部」が加わり、産学官連携により共同で研究を実施いただくことになり感謝申し上げます。
近年、気象災害は激甚化・頻発化し、南海トラフ地震、首都直下地震などの大規模地震の発生も懸念される中、政府は、昨年12月に『防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策』を閣議決定し、道路の法面・盛土の土砂災害防止対策などについて、重点的・集中的に対策するものとしております。
相模原市においても台風や大雨などによる道路災害が増大しており、対策が急務となっております。
現在、緊急輸送道路である国道413号や、危険度の高い斜面などで災害防除工事を進めておりますが、「監視」や「観測」などのソフト対策も必要と考えております。
今回の共同研究により、道路の安全管理の新しい手法として自動でデータの蓄積、通報等を行うシステムを構築し、実用化されれば、これまでのパトロールや定期点検の大きな助けになるものと期待しているところです。
こうした産学官が連携した取組は、非常に大切なものと考えており、この連携協定の締結を契機に、道路防災の更なる推進・高度化を図ってまいりたいと考えているので、引き続き、ご協力を賜るようお願い申し上げます。