もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

公式ブログ もとむらの声

より一層訪日外国人に訪れてもらうために「国際観光振興法改正案」の審議をさせていただきました。

更新日時: 2018/03/23
カテゴリ:政策
Share Button

国際観光旅客税(出国時にお1人1,000円の新税)のあり方

昨年の訪日外国人は2,869万人。2020東京オリンピック・パラリンピックの年に4,000万人、2030年には6,000万人の目標を掲げて、より一層訪日外国人に訪れてもらうために「国際観光振興法改正案」の審議をさせていただきました。

この法律ができた1997年には、訪日外国人は400万人。わずか20年のうちに7倍以上に増えています。この勢いを維持しながら、さらに多くの方に「日本を知って、来たいと思ってもらう」「空港、街中で満足度の高い旅をしてもらう」「また来たいと思ってもらう」ための取組をひとつひとつ確認するため、質疑をしました。

とくに今回の法改正は、来年1月から出国時に課せられる国際観光旅客税(1人1,000円)の使用目的を決める内容です。27年ぶりの新税創設は、選挙で公約になっていなかったことなどからも反対しましたが、与党などの賛成多数で成立しました。成立した以上、税の使用項目を明確にし、使い方はしっかりとチェックをしなければなりません。

さて、まずは「日本を知って、行きたいと思ってもらう」ためには、海外におけるPRが欠かせません。どのような戦略をもっているのか大臣に伺ったところ、「ウェブサイトやSNS」「旅行会社による訪日ツアー造成のための招請や商談会の実施」「テレビ局を含む海外メディアの招請」「様々な魅力を発信するグローバルキャンペーン展開」など答弁がありました。
いずれも重要なことですし、なかでも「デジタルマーケティングの本格的実施による外国人旅行者の興味・関心に応じたきめ細やかな情報発信」というのは欠かせません。日本人視点ではわからない興味・関心があるかもしれません。また、大臣の答弁は戦術的なお話が多かったので、デジタルマーケティングによって戦略を深めていけるのではないかと期待しています。

29497846_1992380077691946_2066795555953611543_n

29571291_1992381067691847_5982729743448123273_n

広報さがみはら県のたより