高速道路の渋滞について
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国土交通委員会の質疑報告、第8弾は高速道路の渋滞です。
今年の4月28日に、高速道路の渋滞ワーストランキングが発表されました。
残念なことに1位と3位はまた横浜町田の上りと下りでした。2位は去年の秦野中井-厚木から代わって、東名川崎~東京となっており、いずれも神奈川、東京間です。この原因について、大臣の考えを問いました。
大臣からは、大和トンネル手前で上り坂となっていて、速度低下を引き起こすことが理由として挙げられました。この対策について、国、県、警察、高速道路会社等で構成する東名軸渋滞ボトルネック検討ワーキングチームで対策を検討しており、大和トンネルの上下線9キロの拡幅を行い、付加車線を設置すると結論がでたところとのことです、
僕からは、目標年次をしっかり示して進めるように提案しました。省庁の説明を聞いていると、目標をしっかり立てていないことが多いのですが、改めるべきだと思います。
また、大和トンネルについては、昭和39年に起きたジェット機墜落事故を踏まえてできたものだという記録が残っています。来年には空母艦載機が移駐する計画であることを考えると、渋滞の原因である大和トンネルそのものを撤去してはどうかと提案させていただきました。
国交省からは、「安全対策の必要性もある」「地域、防衛省等々の関係機関のご意見を踏まえながら慎重に検討を行っていく」との答弁でした。
交通渋滞は事故を招くことも実証されていますし、ぜひ大胆な発想も含めて改善をしていただきたいと思います。