もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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質問主意書の報告第3弾

更新日時: 2016/09/07
カテゴリ:活動報告
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質問主意書の報告、第3弾は「我が国の財政状況に関する質問主意書」です。

先日、内閣府が公表した試算では、2020年の時点でプライマリーバランス5.5兆円の赤字となっております。成長率3%という高い成長を見込んだうえでの試算です。2020年には黒字化するという目標を達成するのは難しいのではないかと案じられます。

また、財務省が発行している「債務管理レポート2016」によれば、我が国の平成27年度末の国債残高は901.5兆円。国債以外の借入金なども含めると、なんと債務残高は1049.4兆円となっています。大変厳しい財政状況のなかではありますが、将来のことを考えると国債発行も抑制していかねばなりません。

こうした状況において、政府は赤字国債発行についてどのように捉えているのかを問いました。政府からは、『「経済財政運営と改革の基本方針2015」に盛り込まれている「経済・財政再生計画」に基づいて、経済と財政双方の再生を目指す経済・財政一体改革に取り組む』との答弁でした。
しかし、この計画は「経済成長すれば多くの問題は解決する」とでもいうべきもので、工程には数値や裏付けがほぼありませんでした。

将来につけを残す方法ではなく、行財政改革への不断の努力を行いながら、歳入拡大・歳出削減を行わなければなりません。これは簡単なことではありません。僕も皆様からお知恵をいただきながら、様々な方法を模索してまいります。

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