財務省が、森友学園に関連した決裁文書を書き換えていたことを認め、本日80ページにわたる書き換え前後の文書を公表し、安倍昭恵総理夫人の名前があったことも明らかになりました。
カテゴリ:活動報告
民主主義の根幹を揺るがす事態へ
財務省が、森友学園に関連した決裁文書を書き換えていたことを認め、本日80ページにわたる書き換え前後の文書を公表し、安倍昭恵総理夫人の名前があったことも明らかになりました。
これを受け、野党6党合同でヒアリングを実施しましたが、「改ざん」というのが適切でしょう。
会計検査院の検査時には、国土交通省と財務省から異なる決裁文書が出てきたこと、どちらが正しいものか確認したところ、財務省のものだと答えがあったことも明らかになっています。明らかに会計検査の妨害です。
また、本日のヒアリングでは、「国会答弁との間で誤解を招きかねないので」文書を書き換えたとの驚きの発言もありました。通常、その場合は答弁を訂正するのです。公文書を変えるなどと聞いたことがありません。
また、「調査中」を繰り返すわりに、「政治家の関与はなかった」とだけは断言していたのも不可解です。現場に責任を押し付けて逃げ切るつもりだとしたら、許せません。
公文書の信頼を失墜させ、立法府である国会や会計検査院ですら馬鹿にした対応。明らかな矛盾と、国会における虚偽答弁の可能性。とても許すわけにはまいりません。
真面目な官僚が命を自ら落とさなければならなかった事態になぜなったのか、誰が、いつ、書き換えさせたのか。そして、いったい誰が森友学園の件に関与したのか。徹底的に追究してまいります。