衆議院で平成29年度補正予算案の審議が行われています。
カテゴリ:活動報告
今日、明日の2日間は衆議院で平成29年度補正予算案の審議が行われています。
初日の今日は、与党と立憲民主党、希望の党の質疑が行われました。
希望の党からは後藤祐一衆議院議員、大西健介衆議院議員が質疑にたちました。
後藤議員からは、コインチェックの問題について、そして補正予算の「緊要性」について質疑が行われました。補正予算は、本予算のあとに「緊急で必要のあるもの」つまり「緊要性のあるもの」が発生した場合に組まれるべきなのですが、そうした内容になっていないことを指摘しました。
また、大西議員からは、茂木大臣が法律上禁止されている選挙区内への寄付行為を行っていたのではないかという点、そして働き方改革について質疑を行っていました。政府は「働き方改革」国会と今国会を位置づけ、法案を提出する予定です。長時間労働規制など、進めるべきものも含まれている中で、「定額働かせ放題」とでもいうべき裁量労働制など問題のあるものが同じ法案にされています。大西議員はこの点を、不良品を売りつけるときの商法と同じであって、政府が良い内容だと思うなら、個別の法案として提出すればいいと指摘しました。
明日も、大西議員から質疑がスタートします。明日にも補正予算の採決が行われる見込みですので、約1兆6,000億円となる補正予算案の審議を深めてまいります。
それにしても、与党の質疑時間を増やすよう申し入れがあり、実際に増やしているというのに、今日も時間を余らせそうになったことには驚きです。