第3回危機対策本部会議
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第3回危機対策本部会議
本日10時より会議を行い、本部長として下記の指示をさせていただきました。
~会議開催にあたって〜
新型コロナウイルス感染症の拡大防止については、国をあげての対策が講じられているところですが、残念ながら全国的な拡大を見せる兆候が表れています。
○市内においては、一昨日の22日に新たに50代男性と、そのご家族3人の陽性が確認された。
その4名の方につきましては、海外渡航歴もなく、本人を含め、親族や知人などの相模原中央病院への入院歴はないということで、いずれの患者さんとの接触もありません。こうしたことから、本市においては新型コロナウイルスによる感染が、新たなフェーズに入りつつあるものと考えられます。
〇 本日の第3回危機対策本部会議では、本市の現状について認識の共有を図り、感染の新たなフェーズへと、状況の変化がみられる中で、今後、本市がとるべき対策について局・区に対し指示をさせていただました。
○ 今後も、市民の皆様の不安を取り除けるよう、最新の情報収集に努めるとともに、迅速かつ的確に市民の皆様に伝達していきます。また、市として危機感をもって、全庁的な体制でしっかりと臨めるよう、今回の会議で、認識と覚悟を深めていただきたいと思います。
〜会議後による本部長指示〜
〇 全国的に感染が拡大し、これまで本市でも既に確認された6人の患者に加え、22日には4人の陽性が確認されました。4人はいずれも市内在住で、市内の事業所に勤務している方及びその家族であり現在、患者さん家族の周辺調査を行っているところでありますが、今回の件は、感染ルートについては把握が難しい環境にあるものと考えており、強い危機感をもって、私自身が、22日に記者会見を行いました。
〇 これからも国や県、医療機関、関係者等と情報共有しながら、引き続き、濃厚接触者の把握を含めた積極的な疫学調査を確実に行っていくことが必要です。
〇 日々状況が変化していくことから、各局・区においては、引き続きしっかりと情報の収集、発信に努め、市民に、最新かつ正確な情報を迅速にお伝えできるよう体制を整備していただきたいと思います。
〇 また、患者やそのご家族等関係者に対する差別的な扱いが生じることのないよう、人権に配慮し、かつ個人情報にも配慮しながら、しっかりと対応していただきたいと思っています。
〇 現在、市としては、危機対策本部体制をもって、全職員が対応できる体制となっています。
また、この度、不要・不急のイベント等については、本年3月末までは、中止あるいは延期する方向で対応することとしました。
〇 今後、さらに感染が拡大していく可能性を踏まえ、市としても体制の拡充が必要であると考えています。そのため、新型インフルエンザ等に関する本市業務継続計画に準拠し、各局・区において継続、縮小、休止する業務等を抽出、整理するなど、検討を開始するとともに、対応強化が必要な部局への職員の増強・動員も視野に入れて、対応を検討してください。
〇 今後も、より一層の危機感をもって全庁を挙げての体制で、この状況を乗り切る必要がある。市長である私としては、職員の先頭に立ち、新型コロナウイルスとの闘いに打ち勝つべく、頑張ってまいりたい。
引き続き、職員皆さんのご協力を、お願いします。