また、質問内容もその姿勢に沿ったものだったと思います。たとえば、中小企業対策に関する質問です。自民党と民進党の経済政策に対する考え方の違いは、中小企業政策において顕著であると指摘し、安倍政権は大企業重視で、大企業のおこぼれが中小企業にまわることを好循環と呼んでいますが、それゆえに中小企業対策がメインになっていません。しかし、我が国の99.7%は中小企業であり、7割以上の雇用を支えています。

民進党は中小企業を日本経済の原動力と捉えて施策を講じてきました。しかし、安倍政権の政策は、マイナス金利や外形標準課税の拡大など中小企業にとってはマイナスになる政策が目立ちます。
民進党は中小企業社会保険料事業主負担軽減法案を提出するなど、具体的に対案を示していますので、しっかりと議論をしていただきたいと思います。
40分にわたる議論のすべてをご紹介することはなかなかできませんが、衆議院ホームページから過去の質疑もご覧いただけますので、ぜひお時間あるときにご覧ください！