もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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拉致問題について

更新日時: 2016/04/12
カテゴリ:活動報告
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北朝鮮の朝鮮中央通信は、9日、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の新型エンジン実験に成功したと報じました。

その真偽は定かではありませんが、今年に入ってから北朝鮮の挑戦的な姿勢が目立っているように思います。

同じ9日、拉致被害者の家族会が北朝鮮からの挑発に怒り、救出を訴える集会を行いました。今年2月には北朝鮮が拉致問題再調査を注視、特別調査委員会の解体を表明しています。

拉致被害者家族の皆さんは高齢になっています。一日でも早く解決せねばなりません。いつも言っていますが、この問題には党派は関係ありません。

そこで、拉致問題に対する政府の姿勢について、インターンの小粥さんに手伝ってもらい、質問主意書を提出いたしました。
ストックホルム合意については、合意前からその実効性に疑問の声があがっており、家族会・救う会・調査会のいずれからも反対の声がありました。
特に、拉致問題とほかの問題を並列させたことは看過できないことでしたが、政府は「拉致問題が我が国にとっての最重要課題であることを繰り返し強調してきた」とのこと。
しかし、それならば合意文に盛り込むべきです。

政府は、僕の質問主意書に対する答弁書で「日本人に関する全ての問題の解決を目指す」と繰り返しています。
「拉致問題が最重要である」ということと、似て非なる態度だと言わざるをえません。
遺骨問題等も重要であることは否定しませんが、拉致被害者やそのご家族を思えば、やはり同列に扱うべき問題ではないはずです。

既に何度も期限が守られず、一方的に経済制裁を解除しただけのストックホルム合意は失敗であったとしっかりと政府は総括し、続く実効性のある協議を行うべきではないでしょうか。

広報さがみはら県のたより