年金国会へ
カテゴリ:活動報告
今日の衆議院本会議では、「無年金者救済法案」が可決され、「年金カット法案」が審議入りしました。
年金カット法案については、物価が上がって賃金が下がっているときには、民進党の試算で基礎年金では年約4万円、厚生年金なら年約14万2,000円がカットされるというものです。ちなみに、政府の試算では直近は年2万4千円減るが、将来は年約6万円あがるというものが出てきました。
これは、前提条件がありえないものであることは年金局も認めています。
僕たちは、厚生労働省に正しい試算を出してくれ、それがないと審議できないと繰り返し求めて来ました。街で「年金が減らされるかもしれない」とお話しすると、皆さん「いくら減らされるの?」と聞いてきます。当たり前のことです。
ちなみに、政府与党は民主党政権時代に同様の法案を検討していたと言いますが、まったくの嘘です。検討したことなどありません。
なお、元々セットで審議を求められていた「無年金者救済法案」が今日可決したのは、歓迎します。
民主党時代に決定し、安倍政権になって2年先延ばしにされていましたが、これでこれまで25年以上だった受給支払要件が10年以上となり、新たに約64万人の方が年金を受給できるようになります。
民進党には、年金問題のプロが多くいますので、政府のごまかしを暴いて、しっかりと審議してまいります。