もとむら賢太郎 公式ブログ もとむらの声

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平成26年度補正予算案に反対するが、与党の多数で衆議院を通過

更新日時: 2015/01/30
カテゴリ:活動報告
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昨日からテレビ中継入りで衆議院予算委員会の基本的質疑が2日間行われ、今夜の本会議で採決が行われました。

民主党は、総理の言う「アベノミクスの果実」はどこにあり、誰が味わっているかを考えると、一部の富裕層のみが果実を独占し、物価上昇にあえぐ国民との格差は拡大しつつあることを指摘しております。

補正予算の問題点を挙げれば、まず緊急性の高い経済対策とされているのに本予算に計上すべき項目がたくさん見受けられたことです。
例えば、防衛費をあげれば沖縄県に駐留する米海兵隊のグアムへの移転費など、2110億円もの計上をしていること。
これは27年度予算をできるだけ少なくみせるために今年度の補正予算で出来る限り執行しようと前倒した結果がこのような予算を組むことになったこと。

次に、経済効果がはっきりしない項目を計上していること。
かつて森政権での地域振興券、麻生政権での定額給付金などの反省もなく、変わらずに商品券の発行などを計上していること。

次に、現在の情勢に即していない項目を計上していること。
昨年の夏から価格が半分にまで急落し、緊急性の低いエネルギー対策として、3061億円もの予算を計上していること。

こうしたことなどから民主党は助けを必要としている方々への視点で、所得再分配を通じて格差を是正する政策の実現を目指していきたいと思い、反対をしました。

2年前民主党が与党であった本会議場での絵は、与党と野党の立場が逆転した姿となっておりますが、必ず次期衆議院選挙で逆転を目指したいと思います。

広報さがみはら県のたより