大串博志政調会長の代表質問
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昨日の代表質問では、野田幹事長に続いて大串博志政調会長が登壇いたしました。
野田幹事長同様に質問内容は多岐にわたり、政治とカネの問題、社会保障充実の安定財源、介護の利用負担増、子どもの貧困、長時間労働の是正、同一労働同一賃金、TPP、駆けつけ警護(南スーダン)、憲法改正などについて政府の姿勢を問いました。
過去30年で18人。政治とカネの問題で辞職した閣僚の数です。そのうち8人が安倍政権であることについて、総理は任命責任をどう考えているのかという問いに総理は答弁をしませんでした。
子どもの貧困が先進国で最悪レベルである深刻な状況であるにもかかわらず、人に対する投資は進みません。
民進党など野党5党では、支給対象を20歳未満まで延長、多子加算をすべて1万円とする法律を用意しましたが、政府与党に拒まれました。
総理はTPPを今国会で承認を得ると発言していますが。米国大統領候補が2人とも否定的です。米国の批准なくして発効しないTPPの承認を今のようないい加減な国民への説明で承認するわけにはいきません。
また、内容的にも譲歩を重ね国益が損なわれることも想像される中、とても賛成できる交渉結果にはなっていません。
ましてやTPPの和訳文と説明文に18カ所の誤りがあったことや、補正予算のTPP関連予算の根底にも関わる輸入米と国産米の価格問題も発覚しました。
昨日の答弁ではとても納得できませんので、一つ一つの議論を各委員会で深めてまいります。