国土交通委員会 質疑報告
更新日時:
2017/04/28
カテゴリ:委員会
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今村前復興大臣の辞任で水曜日にできなかった道路運送車両法改正案の質疑を本日午前中に行いました。
横浜市内で死傷者が出た三菱自動車のリコール隠し。あれほどの事件がありながら、再び燃費データ不正を行ったことは、遺憾としか言いようがありません。また、不正発表後の再検査でも不正を行っていたということで、国交省から強く遺憾表明があり、今回の法改正につながりました。罰則の強化、型式指定の取消基準の見直しがその内容です。
三菱自動車の不正はもちろんですが、事前に見抜けなかった国交省側にも反省が必要です。メーカーからのデータをそのまま使い、正しいかチェックをしていなかったのですから。その点は、厳しく指摘させていただきました。
今回の燃費データは、エコカー減税などの影響もあり、消費者にとっては車を選ぶ基準の一つとなっています。消費者庁は、改正景品表示法に基づき、初めての課徴金納付命令をだしましたが、消費者行政とも連携をし、再発防止に努めていただくことが重要です。
日本の大事なものづくり産業、その代表ともいえる自動車の信頼を損なわないように、実効性のあるルールを定めていかねばなりません。