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先の広島、そして長崎。

更新日時: 2019/08/09
カテゴリ:その他
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先の広島、そして長崎。
8月を迎え、この2つの地に思いを馳せます。
私たちは、世界で唯一の戦争被爆国に生きています。
あの8月から74年が経ち、私を含めその頃のことを直接知らない世代がほとんどになってきました。
だからこそ、8月6日と9日には心静かに祈りを捧げ、
広島と長崎に何があったのか、被爆者の皆さんの声に耳を傾け、
いまある平和に感謝するとともに、これからの平和を祈り続けたいと思います。
広島市長、長崎市長ともに、我が国の核禁止条約への署名・批准を政府に促しております。この地元の声はぜひ真摯に受け止めていただきたいと願います。
本市は、昭和59年に核兵器廃絶平和都市宣言を行いました。
また、平和首長会議の加盟都市でもあります。
原爆で犠牲になられた方々とそのご家族の皆様に心から哀悼の意を捧げますとともに、改めて、すべての核兵器が廃絶されることを強く希求し、恒久的な世界平和を願います。
下記は、本年の平和宣言より引用させていただきました。
一人ひとりが平和を願い、核兵器の廃絶を願うことが、核兵器のない世界を実現する力となる。そんなメッセージを皆様に。
(長崎平和宣言より引用)
原爆は「人の手」によってつくられ、「人の上」に落とされました。だからこそ「人の意志」によって、無くすことができます。そして、その意志が生まれる場所は、間違いなく、私たち一人ひとりの心の中です。
核兵器がもたらす生き地獄を「繰り返してはならない」という被爆者の必死の思いが世界に届くことはないのでしょうか。
 そうではありません。国連にも、多くの国の政府や自治体にも、何よりも被爆者をはじめとする市民社会にも、同じ思いを持ち、声を上げている人たちは大勢います。
 そして、小さな声の集まりである市民社会の力は、これまでにも、世界を動かしてきました。
(広島平和宣言より引用)
世界に目を向けると、一人の力は小さくても、多くの人の力が結集すれば願いが実現するという事例がたくさんあります。インドの独立は、その事例の一つであり、独立に貢献したガンジーは辛く厳しい体験を経て、こんな言葉を残しています。
「不寛容はそれ自体が暴力の一形態であり、真の民主的精神の成長を妨げるものです。」
現状に背を向けることなく、平和で持続可能な世界を実現していくためには、私たち一人一人が立場や主張の違いを互いに乗り越え、理想を目指し共に努力するという「寛容」の心を持たなければなりません。
 そのためには、未来を担う若い人たちが、原爆や戦争を単なる過去の出来事と捉えず、また、被爆者や平和な世界を目指す人たちの声や努力を自らのものとして、たゆむことなく前進していくことが重要となります。

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