僕も委員である衆議院議院運営委員会が開かれ、天皇の退位等に関する皇室典範特例法案を審議しました。
更新日時:
2017/06/01
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
本日9時より夕方近くまで、僕も委員である衆議院議院運営委員会が開かれ、天皇の退位等に関する皇室典範特例法案を審議しました。
各党から代表者が質疑を行い、討論を行った結果、全会一致で可決されました。また、女性宮家の創設については、附帯決議に検討を行うことを盛り込み、これも全会一致で可決されました。
昨年8月8日の天皇陛下のお言葉を受け、衆参両院の正副議長のもと、各党・各会派で議論を積み重ねてきたものです。そのとりまとめに沿ったものであり、民進党からは馬淵澄夫衆議院議院が質疑に立ち、将来の先例になりえるか、法律の施行日、女性宮家創設などについて政府に確認をいたしました。
民進党としては、昨年12月に、どの党よりも早くとりまとめを行い、陛下のお言葉を正面から受け止めれば、これは皇室典範の改正によって対応すべきだと結論を出していました。しかし、議論の中で、特例法が皇室典範と一体であると法文に明記することで合意してまいりました。それはつまり、「おことば」は一代限りの話を望んだものではないという受け止めからでした。将来の先例になりえるか、というのはこの点を確認したもので、政府からはなりえることが答弁されました。
ここまでの議論の積み重ね、とりまとめた正副議長に敬意を表し、参議院での議論を見守っていきたいと思います。