令和3年 3月定例会議 挨拶(散会時)
更新日時:
2021/03/24
カテゴリ:活動報告
カテゴリ:活動報告
本定例会議におきましては、提案いたしました
令和3年度当初予算や新型コロナウイルス感染症対策のための補正予算など、全ての案件につきましてご議決・ご同意を賜りました。
本定例会議では、相模原市に対する誇り、愛着、共感を持ち、まちのために自ら関わっていこうとする気持ちを高めることを
目的とした「さがみはら みんなのシビックプライド条例」について、ご審議いただいたほか、様々な行政課題に対応し、将来の財政環境の変化に
機動的・弾力的に対応できる財政基盤を確立することで、次代を担う子どもたちが笑顔と希望に満ちて暮らせるまちづくりを進めるための取組である相模原市 行財政構造改革プラン案について、
活発なご議論をいただきました。
今回、議員の皆さまからいただきました貴重なご意見等を真摯に受け止めまして、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。
また、医療関係者の皆さまや、市民の皆さま、
市内事業者の皆さまのご協力により、本年当初よりは落ち着きを見せております、新型コロナウイルス感染症につきましては、21日をもちまして、
緊急事態宣言が解除されましたが、新規感染者数の減少ペースは鈍化し、下げ止まりの傾向が続くほか、神奈川県内でも新型コロナウイルスの変異株による陽性患者が確認されています。
引き続き、皆さまには、感染拡大防止の取組を
お願いいたします。
新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、本市では、4月から高齢者施設に入所されている方等を対象に接種を開始するための体制整備を進めているところでございます。
ワクチンの供給量や供給スケジュールなど、まだ明らかになっていないところもありますが、市民の皆さまに安心して接種いただけるよう今月20日には、国民生活センターで集団接種会場における運営訓練を行うなど、万全の準備を進めているところでございます。
また、新型コロナウイルス感染症に対して、本市も協力している北里プロジェクトによるイベルメクチンの治験が行われているところであり、その結果に注視してまいりたいと考えております。
今後も、国の交付金などを活用し、さらなる感染症予防対策と地域活性化のための経済対策に努めてまいります。
さて、今月12日から16日にかけて、市立博物館で小惑星リュウグウのサンプルを採取した「はやぶさ2」のカプセルの世界初の公開となる展示を行いました。緊急事態宣言下ではございましたが、市民の皆さまや市の担当者の熱意により、来場人数を制限するなどの運営方法の工夫を行いながら、無事に開催することができました。
このイベントには市内外から多くの方が来場され、「はやぶさの故郷」、「JAXAの相模原」をおおいにピーアールすることができたと考えております。
また、今シーズンから、J2リーグでさらなる高みを目指してチャレンジを続けている本市のホームタウンチームSC相模原が、21日、相模原ギオンスタジアムにおいて待望の初勝利をあげました。
甲子園の地で開催されている選抜高等学校野球大会の一回戦では、20日に、本市の東海大学付属
相模高等学校が、同門対決を制したほか、本市出身のレーシングドライバー、角田裕毅選手のF1参戦が決定し、7年ぶりに日本人ドライバーが世界最高峰の舞台で戦うことになりました。
このような本市に関係するチームや選手が活躍することで、多くの方が相模原市に誇りや愛着を
持っていただけるものと考えております。
今後も、先進技術の進展やスポーツの振興を支援するとともに、中山間地域におけるテレワーク、ワーケーションなどの新しいビジネススタイル、ライフスタイルの確立やキャンプ場などの本市の豊かな観光資源を活用したマイクロツーリズムの推進を図り、多くの方に、本市を選んでいただき、移住・定住を促進していく取組を進めてまいります。
そして、自然と都市がベストミックスした相模原の持つ無限の可能性を発信し、シビックプライドの醸成を図ってまいりたいと考えております。