今日明日は衆議院本会議で代表質問が行われます。
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今日明日は衆議院本会議で代表質問が行われます。
1日目の今日は、立憲民主党、自由民主党、希望の党の代表質問が行われ、希望の党からは玉木代表が質疑に立ちました。
玉木代表からは、冒頭草津元白根山の噴火の被害に対するお見舞いとや殉職された自衛隊員へのお悔やみが述べられました。
そのうえで、明治150年を強調する総理に対して、歴史は勝者に都合のよい史実を中心に作られるため、礼賛一辺倒では危険であり、中立的に見るべきだと指摘がありました。日本の近代化を短期間に進めてきたものの、それは人口増加を前提とし、中央集権を固定化してきたもの。今その限界や弊害に直面しています。
安倍内閣の政策においては、アベノミクスの物価上昇率2%達成が6回も先送りされていることなどを例に、華々しい目標を掲げても、できないから先送りし「道半ば」だからまだやらせてほしいという「永遠の道半ば」政策だと批判しました。これは、農業政策や地方創生、領土返還など他の政策にも言えることです。
ほかにも、少子高齢・人口減少社会においては人手不足にどう対応するかが重要であること、外国人労働者の受け入れを促進する必要があること、「人を大切にする会社」を増やすことが働き方改革において重要であり政府の働き方改革は的外れであること、財政健全化目標を設定しないまま予算案を提出することは不誠実であることなど議論は多岐にわたりました。
最後に日米地位協定の見直しに言及があり、これは僕もずっと主張していることなので、総理の答弁に期待しました。しかし、いつもの政府答弁である「あるべき姿を不断に追求してまいります」に終わってしまったのは残念です。
総理の答弁は紙を読みながらということが多く、顔をあげている時間が少なかったように思います。もちろん、一国の総理の言葉は重いので、慎重な発言が求められるのですが、自分の言葉で話していただきたいと思います。