今日は民進党タクシー政策議員連盟が開催され、僕は新しく事務局長に選任されました。
カテゴリ:活動報告
今、タクシーには様々な政策課題があります。過剰供給の調整、過疎地への対応など公共交通として位置づけられているからこそ、果たしていただくべき役割が多々あり、業界もそれに対して積極的に取り組んでいるということを今日の議連でも改めて感じました。
また、いま話題のライドシェアについては、慎重な検討が必要であるという点では、国交省も含めて問題意識が一致しています。
ライドシェアを進める一部企業は、過疎地域への対応という切り口で提案してきているようですが、先日新たに法整備された自家用有償運送という制度もあります。現行制度の中で、いかに努力するかが先だと思います。
日本のタクシーの安全性やサービスの高さは、東京オリンピック招致の際に滝川クリステルさんがPRのなかでも言及しています。
この質を保つために、事業者のみなさんは日々車両整備やドライバー管理など注意を払っているわけです。ライドシェアは、「何か事故があったら当事者同士の責任です」という無責任なサービスですので、利用者の安全を守るためには絶対に認められません。
行き過ぎた緩和は、たとえば先日の軽井沢のスキーバス事故のような惨事につながりかねません。
何かあってからでは遅いのです。他方で、初乗り運賃410円にする、アプリ配車サービスを行うなど事業者も様々な努力をしていますので、この取組を応援しながら、利用しやすく安心安全なタクシーを守っていきたいと思います。